今日も、雨がしょぼしょぼ。
スエーデンの夏。
でも、寒くないので、大丈夫。サイズがあってない長靴だし、やたらと重いので、とにかく歩くのが、大変。しかし、だいぶこれにも慣れてきたらしい。
豚の世話には、とくに長靴は必需品。
森の中。
コケのいいにおい。
木の匂い。
雨にしっとりのぬれた森は、とてもいい匂いがする。
豚に藁をあげているところ。
これもいいの匂い。
窓から、投げ込む。
仕事より、長靴で歩くのがもっと大変。
えさは、麦や、豆(チックピーのようだけど、見たことない豆)とかをいろいろ混ぜて、粉にしたもの。この木の箱(トロフ)に、入れると、下からちょろちょろと出てくる。
ふたがないので、雨のたびにえさの粉はべっとりぬれて、下から、でてこなくなるので、上から、つんつんつついて出す。何で、ふたがないの?ふたがあれば、こんな作業をしなくていいのにと後で、ファームの主人に提案下。ほー、それは、いいアイデアだね、材料をさがすよといわれたので、すぐつくらせてくれるのかなとおもったら、なんと何もおこらず。つくりたかったなー。
でも、あきは、このつんつんの作業が大好きなので、まーよかったけど。
基本的に、この豚の世話を毎日しているのは、トルコからきたおねえさん。
なんと、イスラム教。
いやじゃないのかなとおもったけど、たずねることははばかられた。
豚はやはり食べないらしい。
大きな石の上にバケツで、えさを運ぶ。
あのvサインをしたようなつま先でどうやって、あんな石の上に上るのか最初は不思議だった。
匂いが最初はすごかったけど、これが、3日でなれる。
慣れるとマッサージなんてしてあげれる豚もでてくる。
結構かわいい。
75匹の子豚に2匹のお母さん豚。
さすが、お母さんでかい。
有機で育てるので、えさ作りがとにかく大変。
夏は家から、歩いて、10分くらいの森にいるので、毎回歩いてくるのも大変。
こういうのを見ると、スーパーで、肉高い!とか文句いえなくなる。
今日は、疲れたとかいって休めない。
農家というのは、ほんとに大変だなおもわされた。
千と千尋の神隠しと言う映画で、両親が豚になってしまうシーンがおもいだされる。
恐いシーンだった。
電気のフェンスにさわった時の豚のうめき声が、あの映画で、食べすぎた豚が後ろにひっくりかえるときにだすうめき声といっしょ。
こういうふうに生で、豚をみていると、あの監督がどうして、豚をああいうふうにつかったのかがよく分かる。事実を見ることは大切なこととあらためておもう。
豚の世話の後、水溜りで、ダンス。
こんなこと、UAEではできないもん。
まず、長靴がいらないし、はいているひとをみたことないからね。
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