Friday, August 31, 2012

尊厳死

 
 
 
今年の夏の同窓会での話題は、重かった。
 
痴呆症の母と、自閉症の子供の世話であけくれる
Tさん。
 
母親は、寝たきり。
 
下の始末に明け暮れる日々だという。
 
手袋をして、母親の便をかきだしてやらなければならない。
 
Tさんは、いう。
 
母だって、こんなことまでされて、
尊厳もなにもあったものではない。
ほんとに、
彼女は生きていたいのだろうかと。
 
自分がだれなのかわからないまま、
生きている母を見るたびに悲しくなるという。
 
人間の一生なんて長いというのは、大きな間違い。
 
最近子供が生まれて、アーかわいいーーなんていっているのは、つかの間。
もう、自分たちの老後をどう生き抜いていくかに話題はかわっていた。
 
後は宗教の話。
 
葬式からはじまって、1周期、49日、1年祭から、うん十年祭まで、延々と死者の弔いは、生きているものの、
生首をぐいぐいしめるようにやってくる。
 
親の介護から、尊厳死、遺書から、
墓の話題へと、
半世紀以上生きると、話題はこういうものに自然と移行するものなのね。
 
 
今までの同窓会のなかで、
いちばん意義のある会だった。
 
 


脈絡もなく赤ピーマン。
 
食べる前に描く。
 
 
 
 
ハイパーマートのカリフオーは、
スタッフをあきらかに増員し、
にぎやかになっているのはいいのだけれど、
野菜やくだものの
価格は、さらに
アップ。
イチゴなど、目をむくような値段がついている。
 
なぜか、イチジクが多量に売られていた。
1箱50個前後入った箱が、
10箱ほど、
どかんと場所をとっていた。
 
イチジクなんぞ、
イチジクさんには悪いがそんなに人気のある
果物とはおもえない。
紫の線のボケ具合が絵になりそうなので、
2こだけ、買ってみる。
売れないらしく、
どれをさわっても、
ふにゃふにゃとやわらかい。
 
落としたりしたら、
割れてしまい、中身が出るぞー、気をつけないとーーとおもった瞬間落とした。
 
案の定、1つは、割れて、無残。
 
しかたないので、食べるまえに、そのまま
描く。
中の粒粒の部分を描くのはむずかしい。
 
おいしいけど、
また買いに行こうというほどの、味でもない。
 
あの、大量のイチジクがどれほど売れたのか、
変に心配になる。
 
 
なんだか、イチジクには悪いけど、
 
どうも、
小さいころに、便秘のときに使ったれいの薬品のイメージが
とれないので、
 
イチジクをみても、
あまり、食欲がわかないのは、そのためかもと思う。
イチジクに、すればえらいく迷惑な薬ではないの。
 
 
 
 
 
 
 
 

Wednesday, August 29, 2012

お盆

 
亜輝と、同い年の男の子の12年前の写真がでてきた。
最近やっと、
気がついたけど、
さわればさわるほど、
画面がきたなくなるので、
 
色をぬるというより、落とすかんじだとうまくいく。(?)
 
 
最近のこどもの遊びは、だれもかれも、
機械にたよりっぱなし。
 
Facebookをみてないと、
返事をだしてあげましょうねとか、
機械に催促される始末。
 
こんなことでいいのか。
 
わたしが、小さいころは、
木にのぼったり、
白つめ草で、ネックレスをつくったり、
雨の日には、わざと、水溜りに長靴ではいって、
歩いてぐちゃぐちゃいう音を楽しんだり。
 
せみの抜け殻あつめたり、
自然とともに、生きてきたのよーというと、
最近のこどもは、
それがどうしたの?
 
ハリーポッターを書いた作家だって、
 
ハンガーゲームを書いた作家だって、
そういうことを
していたとは、かぎらないじゃない?
経験しないと
書けないということに関しては、
同意しかねるわねと、
反論してきた。
 
これからの、
子供はどうなるのか。
 
いつかカフェで、目の前に座った4人家族が、
みんな1台ずつiphoneをもっていて、
それに全員かかりきり。
 
会話がない。
家族の形がどんどんかわってきているようで、
おそろしい。
 
あんまり人のことはいえんかな、
私もブログしてるけんね。
 
 
 

 
絵手紙にはもってこいの画材だけど、
どうも、スケッチが狂っているかな。
 
平坦に見える。
真ん中がどんと、つきでているのだけど。
 
そこをだすのが、むずかしい。
 
 
 

 
 
8月の13日、14,15日は、
日本でお盆と呼ばれているけど、
その絵を描いてといわれると、
非常にむずかしい。
 
 
 
日本にいるときに、
唯一描いた絵。
 
13日に、魂が下界に降りてきて、
15日には、なすやきゅうりで作った馬で、天に帰っていくのだよーーと、こどもに
いいながら、
爪楊枝をぶすぶすと、なすやきゅうりに突っ込んだ絵をかくのは、あまり
たのしいものではなさそうなので、
 
魂が降りてきている感じを田舎のその辺の道で描いてみた。
なんだか、ちょっとおそろしいものになったけど、結構おもしろいものになった。(と思う)


 

Monday, August 27, 2012

新聞から

 
眼光鋭い、モハムド氏を新聞の写真から。
 
カメラで写真を撮ってから、
ここに取り込んでいますが、
色がかなり飛んでしまっています。
実際は、もうちょっと、色が濃い。
左のほほのところ、
わざと、
線をださなかったのは、
新しい試み。
 
周りの空気を一緒に描きたかった。
 

 
これがお借りしました写真です。横向きで失礼します。
 

 
なんと、ダイソー100円ショップで、かった切子のグラス。
鹿児島は、切子のグラスの本場。
それは、それは、美しいものですが、高く手がでなかった。
のでダイソーので、我慢。
 
中国産なわけで、
飾りがおおざっぱ。
 
明日はこのグラスを描いてみる。
 
 
 
日本からもってきたサザエの殻。
 
この国で、サザエの殻をみたことなかったので、
スーツケースにわざわざいれて、もってきました。
友人への絵手紙ですが、
ちょっと、手抜き。
 
 
 






早くカットしすぎて、
味も何にもしないメロン。

捨てる前に
絵手紙に描くことに。
ぼやぼやしてるうちに、
ぼたっと、
あおの絵の具を落としてしまった。
デザインといえば、多分母はなるほどーーというとおもうので、
そのまま。
 





Saturday, August 25, 2012

3回目

 
 
paintanddrawtogether
に参加。
これは、3回目。
一番最初参加したゆりの花のときは、
白だからと、あまり、色をのせないままだったので、
ポストしたあとで、
かなり、後悔した記憶があるので、
花とまわりのバランスをかなり、考えた。(つもり)
提案された、写真とはかなり違うものになった。
 
白い紙に1本のバラの花だけをどうしてもかけない。
花瓶がないと、
どうしても、ボタニカルアートのようになるので、
勝手に葉っぱをふやし、
新鮮な空気に囲まれるバラを想像。
 
頭のなかにあるように、
できあがらないのは、いつものこと。
 

Friday, August 24, 2012

こわれてなかったpc

 
 
やっと、アルアインに帰ってきました!
 
平和そのもの。
ラマダン終わり、イードも終わってました。
 
なぜか、ひさしぶりの第1作は、
2年前の夏にいったフィンランドの農家のマーテイさんがつくってくれたクリームのかかったブルーベリーパイの写真から。
心のどこかで、また行けたらいいなーとおもっているのかな。
 
日本の夏は、暑かった。
 
とにかく、
頭が変になってもおかしくないほど、
暑かった。
 
集中力も、なにもあったものではない。
(ちょっと、絵を描かなかった言い訳を、、、、)

 
 
これも、フィンランド。
 
 
あーフィンランドの夏も、
ひたすら、おいしい魚をいただいた。
 
湖に船をうかべ、
だらりと、
釣竿をたれる。
 
いつのことやらの、魚つり。
 
水の上だけを、じっとみつめるのは、気の短いわたしにはむりなので、
私は、ひたすら食べる側にまわった。
 
そういえば、おすしのリクエストがあり、なんどか作ったことを思い出した。
 
しかし、今回、日本に帰り、さしみやおすしを、たくさんいただく機会があっておもったのだけど、フィンランドやスエーデンで作ったあのいんちきくさいわたしのつくったおすしを、ほんとの、すしだと同席した外国人のかたがたが思い違いしたをしたのではと、気にかかる。
 
 


やはり、アルアインの絵を1枚描かねばと、がんばりましたが、馬かラクダがわからなくなりました。
砂が青だったらーーがテーマ。砂の海ってところ。1枚のなんてことない写真から、
いろんなことを考えていくわけですが、今回は、企画倒れなので、近いうちにもう1回挑戦しましょう。(といって、描いたためしがない)


これはずいぶん前に
あるラクダファームにお邪魔したときの写真からです。ラクダのオーナーさんがもう食べてしまいそうなくらい(???)、ラクダと仲良し。人間とラクダと分けるのが難しいくらい1体となって見えたので、こんなかんじにしてみましたが、ちょっと、恐い結果となりました。

pcこわれたとおもって、1ヶ月以上あけてなかったので、接続して、ちゃんと動き出したときの、感動はすごかったです。機械に弱いとこういうことになるわけです。
では、またまたがんばりますーーーー。