Thursday, September 9, 2010

9月6日 Norway 15日目

最後の日。
明日は、早朝の出発となる。
犬を連れて、最後のリンゲンベリー摘み。

セルさんのパン。

塗り残しを、ダイソーで買ったわたしの水彩筆でぬる。



窓も入って、後は、内装をのこすのみ。

最後の犬たちのとのたわむれ。

先日の霜で、葉っぱはこのとおり。

畑は、ほとんど、耕されていないので、私たちが、スコップでほりおこし、石をとりのぞく。
どうも、フラットな畑が好きらしい。耕してないので、コケが生えるほど、硬い土。
これでは、野菜はそだたないだろうとおもった。
耕運機で耕せば、30分もあればおわるような小さな畑なのだけど、
そういう機械はない。
たぶん近所にももっているひとはいないよう。
だから、人力のみ。
畝は、かなり、ひろくなりすぎたので、後で、修正してもらわなければならない。




最後の仕事のあと、
隣のアンさんのところが、レッドカラントを摘みにおいでというので、みんで歩いている途中。
わたしたちは、見下ろしているように見える。

これが、レッドカラント。

かなり、すっぱいベリー。
これは、野生ではなく、庭に植えられたもの。

アンは、馬を3匹ももっている。

どれも、とてもひとなつこくて、かわいい。
馬が、近づきすぎて、挟み撃ちにされているあき。

夕方は、馬は、小屋に帰るので、ロープをもたせてもらった。

うまれて、はじめてでちょっと緊張。

レッドカラントを摘ませてもらい、馬とも遊んだので、帰宅。

歩いてかえったとたん、アンさん馬で登場。

なんと、あきを乗せてくれた。

馬の鞍。
はじめて、しみじみみました。
これは、アメリカのテキサス産でした。


動物は、育て方しだい。
上手に育てると、ひとなつこくなる。
人間もそうでしょ?
アンさんのいうことあたってるかも。
うちの猫、抱かれのを嫌がるのは、どうもわたしの育て方に問題があったのかなー。

アンさん、やはり、さまになってます。
おかしかったのは、電気フェンスの向こうの3匹の牛たちが、
馬に近づきたくて、しょうがないようす。
牛の首のベルがじゃらじゃらなり響く。
よくきくと、おなじファームからきたらしい。
牛が’馬にハロー、元気?
ってでもいってるようだが、
馬は、ちょっとおすましで、ちょっと、声かけないでよこんなとこで。
とでもいいたげ。


最後の夜。
セルさん、またまた、おいしいものつくってくれました。
ノルウエーの伝統的なシチュウ。
豚の足と、イエローまめです。
豚の皮の部分がとろっととろけと、もう感激。
このシチュウには、はいってないけど、
つめの先まで、食べるらしい。
豚の足先まで食べるのは、
中国人だけでは、なかったことが判明。

今日、取ったレッドカラントのデザート。

クリームをいれて、ぶちぶちにつぶしてたべる。
ちょっと、すっぱいフルーツなので、クリームのまろやかさと、溶けあって、最高。

ベッドにいくまえに、最後の夜だからと、カードをかいてプレゼント。

私は、あなたたち一人ひとり、1匹1匹から、こういうことを学びましたうんぬんということが書かれている。



靴のドライヤー。
2週間もいて、やっと、写真におさめた。
雪で、靴がぬれると、靴のなかにこれをいれておくと、
電気ヒーターとなり、かわく。
豪雪地帯では、1家に1個かも。

先週、あたらしい玄関の部分の増設の一段落を祝って、あきが、書いたカード。


いろいろあって、この家にいる隣のおじさんセルさんへのカードは大笑い。
マッシュルームの上に足をおいていて、
小林旭のよう。
食べられるきのこと、食べられないきのこを即座に見極められる技をもっている。
森の見張り番のような仕事をしている人だから、まー当たり前なのかもしれないけれど。
きのこのスープから、なんだかんだと、おいしいものを
魔法使いのように、つくってくれた。

労働力を提供しているとはいえ、こんなにおいしいものを毎日いただいていいのかとおもうくらい。
できれば、レストランをやりたいという彼の夢がかなうことを祈りたい。

きのこといえば、
日本でのさくら開花予報のように、
きのこ予報が毎日のように新聞にでる。
その新聞の写真を撮り忘れたのは残念。
わたしたちのさくら予報を笑っていたけど、こっちからすると、きのこ予報のほうがよほどおかしいけど。ところかわればいろいろあるもの。

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