最後の日。
明日は、早朝の出発となる。
犬を連れて、最後のリンゲンベリー摘み。
セルさんのパン。
塗り残しを、ダイソーで買ったわたしの水彩筆でぬる。
窓も入って、後は、内装をのこすのみ。
最後の犬たちのとのたわむれ。
先日の霜で、葉っぱはこのとおり。
畑は、ほとんど、耕されていないので、私たちが、スコップでほりおこし、石をとりのぞく。
どうも、フラットな畑が好きらしい。耕してないので、コケが生えるほど、硬い土。
これでは、野菜はそだたないだろうとおもった。
耕運機で耕せば、30分もあればおわるような小さな畑なのだけど、
そういう機械はない。
たぶん近所にももっているひとはいないよう。
だから、人力のみ。
畝は、かなり、ひろくなりすぎたので、後で、修正してもらわなければならない。
最後の仕事のあと、
隣のアンさんのところが、レッドカラントを摘みにおいでというので、みんで歩いている途中。
わたしたちは、見下ろしているように見える。
これが、レッドカラント。
かなり、すっぱいベリー。
これは、野生ではなく、庭に植えられたもの。
アンは、馬を3匹ももっている。
どれも、とてもひとなつこくて、かわいい。
馬が、近づきすぎて、挟み撃ちにされているあき。
夕方は、馬は、小屋に帰るので、ロープをもたせてもらった。
うまれて、はじめてでちょっと緊張。
レッドカラントを摘ませてもらい、馬とも遊んだので、帰宅。
歩いてかえったとたん、アンさん馬で登場。
なんと、あきを乗せてくれた。
馬の鞍。
はじめて、しみじみみました。
これは、アメリカのテキサス産でした。
動物は、育て方しだい。
上手に育てると、ひとなつこくなる。
人間もそうでしょ?
アンさんのいうことあたってるかも。
うちの猫、抱かれのを嫌がるのは、どうもわたしの育て方に問題があったのかなー。
アンさん、やはり、さまになってます。
おかしかったのは、電気フェンスの向こうの3匹の牛たちが、
馬に近づきたくて、しょうがないようす。
牛の首のベルがじゃらじゃらなり響く。
よくきくと、おなじファームからきたらしい。
牛が’馬にハロー、元気?
ってでもいってるようだが、
馬は、ちょっとおすましで、ちょっと、声かけないでよこんなとこで。
とでもいいたげ。
最後の夜。
セルさん、またまた、おいしいものつくってくれました。
ノルウエーの伝統的なシチュウ。
豚の足と、イエローまめです。
豚の皮の部分がとろっととろけと、もう感激。
このシチュウには、はいってないけど、
つめの先まで、食べるらしい。
豚の足先まで食べるのは、
中国人だけでは、なかったことが判明。
今日、取ったレッドカラントのデザート。
クリームをいれて、ぶちぶちにつぶしてたべる。
ちょっと、すっぱいフルーツなので、クリームのまろやかさと、溶けあって、最高。
ベッドにいくまえに、最後の夜だからと、カードをかいてプレゼント。
私は、あなたたち一人ひとり、1匹1匹から、こういうことを学びましたうんぬんということが書かれている。
靴のドライヤー。
2週間もいて、やっと、写真におさめた。
雪で、靴がぬれると、靴のなかにこれをいれておくと、
電気ヒーターとなり、かわく。
豪雪地帯では、1家に1個かも。
先週、あたらしい玄関の部分の増設の一段落を祝って、あきが、書いたカード。
いろいろあって、この家にいる隣のおじさんセルさんへのカードは大笑い。
マッシュルームの上に足をおいていて、
小林旭のよう。
食べられるきのこと、食べられないきのこを即座に見極められる技をもっている。
森の見張り番のような仕事をしている人だから、まー当たり前なのかもしれないけれど。
きのこのスープから、なんだかんだと、おいしいものを
魔法使いのように、つくってくれた。
労働力を提供しているとはいえ、こんなにおいしいものを毎日いただいていいのかとおもうくらい。
できれば、レストランをやりたいという彼の夢がかなうことを祈りたい。
きのこといえば、
日本でのさくら開花予報のように、
きのこ予報が毎日のように新聞にでる。
その新聞の写真を撮り忘れたのは残念。
わたしたちのさくら予報を笑っていたけど、こっちからすると、きのこ予報のほうがよほどおかしいけど。ところかわればいろいろあるもの。
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