Friday, December 22, 2017

Saturday morning








大使館から、メールが来た。
旅行するかたは、旅行保険をかけてください。
アラブ諸国は、非常に不安定な状態になっている。



今日付けの西日本新聞より。
英国の2枚の舌は、後世に悪評と禍根を残した。第1次大戦中の秘密外交である。1枚は、戦争に協力すればアラブ人の独立を認めると約束したフセイン マクマホン協定。
信じたアラブは、オスマン帝国と戦った。もう1枚は、ユダヤ資本家の協力を得るため、パレスチナでのユダヤ人国家建設への支持を表明したバルフォア宣言。これによりユダヤ人が続々と移住し、アラブ系のパレスチナ人との対立がふかまった。

第2次大戦後、英国からパレスチナ問題を丸投げされた国連はパレスチナ分割を決議。
米国の意向で、少数派のユダヤ人に約6割、アラブ人に約4割を割り当て、宗教対立の火種となる聖地エルサレムの国際管理とした決議について建国したイスラエルと、認めないアラブの間で中東戦争が起きた。勝利したイスラエルは、エルサレム西側を領有し、のちに、東側も実効支配。土地を追われた多くのパレスチナ人は、難民となり、紛争は今もなお続く。

現代にも、質の悪い2枚舌。トランプ米大統領が、エルサレムはイスラエルの首都と認定した。一方に肩入れしつつ、中東和平の仲介役を務める、とも。当然、パレスチナ人は、猛反発し、中東情勢は、不安定に。

国連総会は、圧倒的多数で、米国の方針撤回を求めた。トランプ氏は、米国に反対する国には経済援助はしない、と見苦しい圧力。
米国第1、支持者第1の大統領には、歴史に学ぶ知恵も謙虚さもないのか。


短いけれど、非常にわかりやすい文章で、今の状況がよくわかるので、ここに記しておこうと思う。
私の周りにも、イスラエルのひともいればパレスチナのひともいる。
宗教を超えて、領土の問題を超えて、仲がよかったりする。

例えば、九州は、隣国のものになりましたみたいなことがおこって、
どんどん、自分たちの国が小さくなっていくことなど、
私たちには、想像はできないのだから。


アルアインは、今、23度まであがりました。
昼は、29度になります。


火曜にいただいていた花が、枯れはじめてやっと、
描き始めるといったのろさ。


では、よい1日を。

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