Saturday, July 10, 2010

7月3日、4日


有機農業をしているところにいって、労働を供給する代わりに、寝るところと、食べるものをいただくというこのシステムを、つい最近まで知らなかった。

いろんな人に会えるだけでなく、自然のなかでいろんな体験ができる。
子どもには、とくにいい経験となるとおもう。


ここフィンランドは、日本より、安全かもしれない。

治安は大切。
いろんな国の人が、同じおもいであつまる。会話はつきることがない。




7月3日

4時半に目がさめる。


昨夜も、10時半には、ベッドにいって、3秒でねてしまう。

外は、まだ、5時半ほどの、明るさなので、カーテンを引き、部屋を暗くする。

明るく手ね寝れないとおもったけど、意外と簡単にねむれた。

せまいベッドに子供と二人なので、ちょっと、寝返りには苦労するけど、おもったより、快適。寒くもなく暑くも泣く。インシュレーターのおかげらしい。ガラスまどがダブルになっていて、部屋のなかの暖かい空気を保つ。UAEのアパートもなぜかリビングだけ、2重のガラスのなっている。あれは、冷たい空気を保つため。ようは、ここと反対。



ライ麦と、ルイボスのお茶。ぶどうの葉っぱや、つるがかげをおとす白い、テーブルセンターの上での朝食。青空に、絵に描いたような、白い雲。

今日は、土曜日働く必要はない。

が、かまをといで、切れ具合をたしかめていた、Aki’s dadは、炎天下にもかかわらず、草きりに没頭しまい、帰ってこない。太陽の下は、かなり暑い。

わたしは、バルコニーで、のんびり読書。

ノルウェー人と、ドイツ人のカップルは、2週間、フィンランドの山のなかで、キャンプをするといって、バックパックを背負って去っていった。





マーテイの料理。スライスしたじゃがいもとさかなをオーブンでやいたもの。
とった、雑草を、なたのようなもので、小さくしてマルチングに使う。野菜の周りにおいて、雑草が生えるのをおさえる。
2箇所にためねぎが植えてあるが、明らかに、マルチをしたほうが、大きい。


7月4日。


今日は、日曜日。

週末は、昨日の土曜にひきつづき働かなくてもいい。

とはいえ、うちの人は、昨日とった、草を、一輪車に乗せて、運んだりして、結構まめに働く。

Martyが、今日は、どこかに車でつれていってくれるらしい。

車で、30分。マーテイの絵の先生の展示会。

このファームのMarty は(ファームとは、よく考えるといいにくい。野菜畑が自給自足のために、あるだけだから), 水彩画を、習っているらしく、その先生と一人の生徒の exhibitionsが、なんと、牛小屋だったとか、馬小屋だったとかの、2階でやっていたので、見にいった。その絵の先生がMarty がかわいがっている、18年も連れ添っている犬をモデルに描いているのがあって、Marty は、それを買うんだといって、興奮していた。

床はわらだらけ。古い木造が歴史を物語る中、小さな窓から差し込む光がいい味を出している。さりげなくバケツになげこまれたような野の花がまた、ほっとさせる。ホテルとかでの、ぴかぴかの展示よりこれのほうが、原点に戻ったようで、安心してみることができた。

絵の写真は、やはり取れなかったので、残念だったけど、とても、ムードのある、素敵な水彩で、うちの人は、にんじんを持った手。ルーマニア人のアンドレーは、熊の被り物を頭にのせた少女。うちの子は、おしゃぶりを口にくわえている、あかちゃんの人魚。わたしは、どれも気にいってどれといいがたい。



つぎは、南フィンランドでは、最大といわれるスキー場。Sappee.

もちろん、夏だから、雪はない。

でも、リフトはマウンテンバイクの人たちに有効に使われていた。



池に故意にはなたれている魚を採りに、ospreyがやってくるらしい。

しゃけを捕まえる写真は、飾ってあった、写真から。



鳥を見ることができなかったと、あきらめて、カフェでコーヒーをみんなで飲みはじめたら、遠くだったけど、飛んでいるのをみることができた。

カフェの近くの魚釣りコーナーで鮭を吊り上げた人がいて、いきなり、鮭の頭を木刀のようなもので殴って殺すので、なんだか、かわいそうで、見ていられないねー、といいながら、その後、おいしく鮭パイをいただきました。しっかり、矛盾してます。



帰り道、前触れもなく、道の横煮、木製の展望台。

ひーひー言って、のぼった価値はありまして、名前はわかりませんが、湖があちこちに。

湖がありすぎて、どれがどれだけわかりません。

タイガースの歌に、湖に身を投げた、、、、、、という、歌があったけど、これは、若い人はわからないでしょうねー。



なぜか、突然、アンテイークの車の展示。カフェの1部なので、たぶんオーナーが好きで、集めたものだろうと推測。ルーマニア人のアンドレーはまったく、車には興味ないらしく車から、降りてもこなかった。わたしも、あまり興味はないけど、なんでも見てみたい人なので、行ってみた。やはり、なんだかわからない。うちの人も、あまり知ってるほうではないと見た。マーテイーのどれがよかった?の質問に消防車がよかったね。そのレベルだったら、わたしも答えられたな。

わたしは、車よりも、このカフェの犬の、巨大プードルのほうが、興味があった。

小熊かとおもうほど、でかい。

最後に、スーパーマーケット。

UAEと比べて、かなり、高い。

これで、マーテイーは1日2回、自分も含めて、6人や7人に、食事をつくる。

今日は、フィンランドの伝統的なサマースープというのをつくってくれました。

ミルクで味をつけた野菜と、ライ麦パン。

またまた、おかわりしてしまうほど、おいしかった。

毎日、違う食事を作る。男料理だから、ダイナミックだけど、どれもおいしい。たぶん、環境もあるかも。

緑に囲まれた、こんなところで、大勢で食べるからなおさらおいしい。



食器洗い機があるから、洗わなくてもいいよといわれても、どうしても食べた後、あらわないで、きたないお皿を台所に置いたままは、去りにくくこどもと洗ってしまう。

西欧人は、食器洗い機のほうが、手洗いより、きれいになるとおもっている人がいるので、なんだか、恩着せがましくなってるのではとおもいつつも、なかなか、習慣をかえられない。

コップは、特に、機械で、洗うときれいになるのは、認める。

まだ、明るいけど、10時に子どもを寝せないと、だめなので、狭い家の中、結局わたしたちも寝ることになる。


ここで、座ること30分。ついに
オスプリーという、鳥はあらわれず。
サーモンパイ。途中のカフェでいただきました。
影がとても、きれいに感じる。

展望台からの湖。

なべごとテーブル。




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