Tuesday, April 17, 2012

なくすもの


あきと、算数をいっしょにまじめに始めて3日目。

算数というと、なんだかどうも、
つまらないかんじだけど、
算数クラブ
名前をつけただけで、
なんとなく、
明るいかんじがするのは、
わたしだけか。




Katie saves 8p per week for a year.
 How much are her  total savings?

おいおい、
12歳の算数で、こんな簡単な問題をだしてもらっては、困るわねーと、
わたし。


How many weeks a year?


それがわかれば、答えはでるじゃないのさー。

あきがへんな顔?

もう1度、
How many weeks a year, Aki?


あきのまた変な顔。

ちょっと考えてから、あきが大笑い。
涙さえ浮かべる。

なにがおかしい?

私の、発音のyear は、耳の  earになっていたらしい。
で、私、発音いっしょちがうん?
あきは、腹を抱えてわらう。

そんなことも知らないで、
その年になったの?

げ。
ひどい言葉。

ソファーにすわる、うちの大黒柱まで、
発音を教え始めて、
算数どころではない。

まーやっと、いかにわたしの英語の発音がおかしいかは、
一段落したあと、
またまた、あきが大爆笑。

私は、1年が52週というのを知らんかった。

それは、世界の常識よー。
とあきはいう。

日本では、1年が何週間とかいう考え方はしないわよ。
文化の違いでしょう?

というが、
あきは、信じられん52週もしらんとYou are more than a half centry years old ?
とか
神経にさわることをいう。





最近年のせいか、
なくすものはないなと悟る。

地位も名誉も財産もないわけで、
なにも、
守るものはない。
ひとに迷惑をかけない程度に、
生きていければいいと思うと、
気持ちが楽になる。

ひとがどう思うかな?
と思うたびに、
身動きができなくなるわけで、
なくすものなんてないやない?
と思うと、楽。




ところで、
white
の発音ですが、
ホワイトではなく、
ワイトらしい。
Wは発音しないのよーとあき。

そんなことなんでもっと早く教えてくれんわけ?
もう、ずっと、スノーホワイトっていってたよー。

やはり、日本語英語の悪い週間は、簡単にはとれない。

なくすものはない。
知らないことは、おおいに知らないといいたい。

3 comments:

  1. Hi, HaniHani,
    これは中国の諺だと昔読みましたが、"なくすものが無いひとが一番富んでいるのだ、"と。
    BTW, 自信を持って下さい。私もここで暮らすまで、1yr= 52weeks知りませんでした。が、週給で生きる国なので、週単位です。
    And英語の発音も自信を持って下さい! 私、言語学でチョイやりました(phonology,phoneticsは大嫌いでサッサとjunior unitsだけやって逃げました。) Whiteのwは為るひと、dropping "w", 人によりけりです。発音のgeneralizationは困難です=個人でバラツキが激しいの。どれが正しい発音かなんてダレも知らないし、言語学者はが変わって行くのを楽しんで?!記録しています。ちょっと難しい話になるけど、いつでも、"hegemonic group" が自分達の言葉、発音が正しく一番だと社会で位置付けそれ以外の人を圧迫してきています(笑われていい気のする人などいます?)。で、言語学者はそんなのためlanguage minoritiesの為 にも闘うのですよ。"Language rights" を時間があったら覗いて見てね。今や沢山の英語が生まれ育っています。どれが正しいなど決められません。そんな事を学ぶのが楽しくて、いまでも私はlinguistics conferencesに出て、sketchしながら考えています。フトドキな絵描きですが、絵は人気です。Hahaha! ナニが言語学やって良かったかって、自分に自信を持ったし、social minoritiesへの思いを培って、優しい人にしました。
    あなたの言葉イイですね。 私はもっと過激にやってるのか、"So what?" を胸にだいて、いや、楽しく笑って生きて居ります。なお、私、looseな風景に挑戦中。HaniHaniの絵、いいわね!
    Cheers, Sadami

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  2. さだみさんへ



    なるほど、そういうものなんですね。
    わかりましたー。
    自信をもつわ。
    くやしかったら、日本語しゃべってみーってね。
    世界中で、いろんなひとが英語をしゃべるわけだから、アメリカ、イギリスあたりが、
    標準なんていわれるとこまるわ。
    そうよ、いろいろあって、あたりまえ。
    力強し。


    わたしも、ちょっと勉強したほうがよいかな。
    やさしいひとになれるかも。



    ちなみに1年は何週間でしょう?って日本人にきいたとき、なん%のひとが答えられるかたしかめたいわー。
    1,2,3を数えるとき、日本人は手を広げて、指をひとつひとつおっていくけど、西欧人は、反対。ちなみに、うちの大黒柱氏は、小指から数えるという、特技あり。

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  3. Hi, HaniHani,
    いい、いい、statistical data を取って調査ね。コレはsociologyで学んだの。Dataはいつもvalidity & reliabilityの叩き台になり、議論を進めます。で、名言、某氏曰く、statistical dataは"bikini swimsuit"だと。あのね、着けてるネーチャンのproportionは分かるけど、validity & reliabilityが問題なので、肝心の一番見たい所は見られない。このフトドキな私の説明はいつでも大学でウケました。
    指の使い方も個人それぞれよねえ。cultural differencesも有るかもネ。
    尚、私はpointing finger, long fingerを広げ、"One, two...," しばし、間・・・そして、全部を広げ、"...many!" と数え,"後は知らないの、"と言います。子供が自信を持ちます。どの子もマジで私に数えかたを教え始めます。ご両親は慌てておよしなさいと言いますが、私が笑って制し、いつでも遊んでいます。はははは! 大体怪しい数えかたを教える年の子と遊びます。実際、どこかで数を吹っ飛ばしたりするので、私もおやごさんも優しく微笑んでおります。だって、その子は大真面目で懸命です。可愛いし、素敵よ。



    イメールのほうにきてますが、ここで、でてきていないので、運んできました。
    なるほど、わたしだいぶ賢くなってきてます。おかげさまで。
    なかなかむずかしいーー。
    こどもに教えるのってむずかしい。
    ちがうもっとこうでしょうとばかりいうと、自信なくすだろうし、
    だからといって、そうねいいかんじとばかりいっていては、
    なんだこの程度でいいんだとおもわれるわけだし、
    大人に教えるのとちがうわねー。
    さだみさんみたく、おもしろおかしくできるまでには、
    時間がかかるわ。
    まだ、そんな余裕はないもの。
    でも、いい経験よ。
    心の動きがわかるもの。
    色を使ってはっとおもう瞬間って日常にあまりないものね。
    見る機会はあっても、自分で作り出す瞬間って、ほんとわくわくする。
    だから、やめられなくなる。

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