Sunday, March 18, 2012

お葬式のキャンセル

5年ほど前に買ったカメラがついにこわれた。
パナソニックのカメラといえども、
壊れるときは、くるのねー。
電気がつかない。

この街の1件だけある、パナソニックの修理やさんに持っていく。

修理は、ドバイにもっていくらしい。
で、
後日、1600ダラムかかりますと電話があった。

そんなーーー高すぎ。
そんなにかかるなら、
新しいのを買ったほうがいいと、
修理をことわる。

それが、
ほぼ、1ヶ月前。

日本にも、一緒に行った。
スエーデン、フィンランド、イギリス、アイルランド、、、
いろんなところを、いっしょに旅したわねーと
ほぼ毎日、
活躍してくれたので、
ちょっと、
かっこいいお葬式でもやってやろうと、
カメラを、今日思い立ってとりにいく。
花といっしょに、
砂漠に埋めるか。
イヤー、その手は、まえに、うちの庭で野良猫くんときにやったからなーーとか、
いろいろ考える。

カメラをとりにきたわ。
前にあずけたときにもらった紙を引越しでなくしたので、
口で、説明。
なんと、
修理屋さんのおにいさんは、
私を覚えていてくれて、
なおったよという。

えーなおったって、
1600ダラムだせないっていったじゃない?

いや、pcb(print curcuit board)を変えないで、
そのなかの小さな部分を変えたんだという。
pcbとはなんじゃいな?

ようは、カメラのなかにはいっている、コンピューターの部分。
名刺くらいに薄いボードで、
そこに、ありさんのようなものがぶちぶちついている。彼はそのなかの、小さな小さな部分を自分で、考えてかえたという。
ドバイは、ちょっちみて、
あーあかん、
pcbかえんとなといったらしいが、
彼は、
そんなことはないとおもったらしい。

でも、フラッシュはだめなんだという。

pcbを取り替えてないから、
1600ダラムではなく、200ダラムでいいという。

フラッシュ働かなくてもいいわー、
昼つかえるだけでも、ありがたいとおもわないとー。

と、500ダラム札をだすと、
おつりがないという。

じゃー、
財布の中をかき集めて、
170ダラムあった。

170ダラムに値引きしてくれるなら、
あるよというと、
しゃーないなーそれでいいという。
ということで、
カメラは、170ダラムで、
かえってきました。

あまりの彼の熱心さについ名前と電話番号をききました。
ラシッドくんは、
ハンサムインド人です。

カメラの葬式は、キャンセルとなりましたとさ。
めでたしめでたし。


 

2 comments:

  1. あら、親切なお兄ちゃん!さらに値段もまけてくれてラッキーじゃないですか~

    値段あってないようなもんだからね、この国…

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  2. metrickさんへ

    そうなのよね。
    値段はあってないようなもん、、、わかるわー。

    友達になるのが大切ね。
    これから、楽しみーー。
    電気製品がこわれたときには、プライベートにそのおにいさんに頼もうかなと。
    電話番号しっかりキープしてるのよん。

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