ピアノのレッスンの帰り、
ラウンドアバウトのところで、
車にはねられた猫を見つける。
せめて、草むらに運んであげようにも、
車はひっきりなしに来る。
夜7時も過ぎたところで、しっかり暗く、
人がはいっていけば、
今度は、わたしたちが
はねられるのは、目にみえているくらい、
すごい交通量。
ついにあきは、ワンワン泣き出した。
せめて、もうそれ以上、悲惨なことにならないように
してあげられない自分にいらだっているといったかんじ。
まだ、生後5ヶ月くらいのネコだった。
母親ネコを追っていたのだろう。