Friday, December 18, 2009

肉離れ

 

12月16日
スポーツに怪我は、つきものなのですよ。
やりました。肉離れ。
スカッシュトーナメント第4日目。5時にAさんと対戦。男とプレイしているすごい人で、こんな人から、1点でもとられればありがたいとおもわなければならないようなレベルで15分で、終了。ありがたや、3点くれました。優しい人でした。このときは、足は、まーまだ筋肉痛程度でした。
7時、スーザンとのゲーム開始。1日に2試合は私には、きつかったらしい。体が動かず、ぜぜんぜん返せない。4戦目。左太ももの痛みは、限界を示し、試合放棄しました。情けない。スーザンが、車で送ってくれるというので、助手席に乗り込むにも足が上げられないので、もち手であしをもちあげなければならない。
街の真ん中に住んでる私のアパートの前は、夜混むので、50mほど離れたところで、おろしてもらう。しかし、此れは、大失敗。車から、降りて、バイバイを行った後、動けなくなった。痛くて、1歩も歩けない。
父ちゃんに電話。
助けてー。歩けない。怪我した。
子供と一緒に、登場していただき、肩車で、30m先の病院までと思いきや、肩の高さが違うので、うまくできなくて、父ちゃん車をとりに帰る。たったの30mなのに、情けない。
デ、やっと、病院の救急に車をよこずけして、はいる。
看護師さんが、車椅子をもってくる。
が、痛くて乗れない。
必死の思いで乗る。乗ってしまえば痛くはない。
あまりの痛さにパニックになっていたわたし。
医者としゃべりはじめてから、やっぱり、、、と後悔した。
医者:どうしたの?
私:スカッシュしていて、突然うごけなくなりました。
医者:いつ?
私:20分まえ。
医者:くじいたりしたの?
私:いいえ、ただ、プレイしていただけ。ほら、スカッシュって、突然だっとはしるから。
医者:どこが痛いの?
私;この辺。〔左の太ももの前をさする〕
医者;ふーん、いつから、?
私:20分くらい前から、突然。〔同じこと、さっき答えたばかり、夜8時に働くお医者さんって、特に、疲れてるというか、なんだか、暗-----い。治るものもなおらなさそうな、雰囲気をしみじみともっている。〕
医者:なんで?
私:スカッシュしてたんです。ほら、スカッシュってはげしいスポーツでしょ?
医者;ふーん。じゃーここに寝てみて。
うなりながら、痛い足を持ち上げながら、横になる。
医者の、冷たい目。
医者;どの辺が痛いの?
私;ここ。
医者:足、上げてみて。
私;痛くて、できません。
医者;ふーん。明日、専門医がくるから、あしたまたくるといいかもね。痛み止めをだしとくわ。

で。おわり。 やっぱり、いかんかったらよかった。
唯一の救いは、お金払うところの、お兄ちゃんが、とっても元気でハンサムであいそよくって、ウインクして、おつりちょっと待ってなって言ってくれて、車いすでうれしそうな私を、若いのに、父親のように温かい目で〔あきれていたとも取れるねー〕見守ってくれていたこと。すぐに看護師が来てくれて、車いすを押して、薬局まで行ってずっと待っていてくれたこと。この病院ではあまり、人間扱いされないので、こんなことで、感動すらしてしまうのですよ。

夜、9時30分。
夜おそいなんて、いってられない。先生に電話。
どうも、肉離れらしい。よかった。大変なことではなさそう。
伸び縮みする包帯できつくしばる。
という、アドバイスを頂、ボルタレンを飲んで、そのまま疲れ果てて、横になる。
朝4時半。激痛でめざめる。
痛みは、太ももの前側から、うちもも、後ろへ移動。
ボルタレンを飲んでまた寝る。
痛みで眠れず7時に、brfuenを、また飲む。
でも痛いので、ぐるぐる巻きにしていた包帯をとってみる。
アレーーー、こりゃ痛いわなー。


xxx先生の、メールより抜粋
「肉離れ」ですが、正式な病名は「筋断裂」といいます。

大腿四頭筋の中の「大腿直筋の筋断裂」だと診断します。

スポーツなどで、筋肉の急激な瞬間的な収縮により、筋繊維の断裂を来たすものです。

xxx先生へ
12月17日 

メールありがとうございます。
あまりの痛みに4時半に目が覚めて、我慢できず、brufenをのみました。
寝るといたいです。ふつうにいすに座っていたり、歩いたり、たったりしているほうが、ましです。
寝る体勢では、変な方向に筋肉をひっぱることになっているのでしょうね。
朝も、ソファで寝てましたが、痛みでおきました。
痛みは、太もものまえから、うちもも、うしろに 移動しました。
しっかり、のびちぢみする包帯で固めて、上から、アイスパックをしてます。
上に上げるのは、かんがえつかなかったのでいまからやります。
ということは、用は何にもできなくて、足を上げて寝てるということですね。あーつらい。
昨夜は、病院にいきましたが、まったくの無駄な時間と、無駄のお金だったようです。
なんにも教えてくれなくて、ゼリーみたいなのと、brufenでおわりでしたから、
きつく巻くことも、冷やすことも何もおしえてくれませんでした。
明日、専門医が来るから、きてと、それだけで、がっかりです。
期待をしたわたしがばかだった。病院にいく前に、先生に電話すべきでしたねー。
怪我なんてものに、えんがない者ですから、意気消沈しております。


xxx先生へ
メールありがとうございます。
漢字検定のような言葉がどんどん出てきて、オーッと、聞いたこともないぞーというところが、正直なところです。
こまめなアドバイスに本当に感謝しております。
ところで、なんとはずかしい話ですが、何でこんなにいたいねんとおもってバンデージはがしていったところ、しめすぎていたようで、
うっ血状態になっていました。此れは、痛いわなーと。はがしてみんとわからんのんかいな?とわれながら、情けない。

15年前に大津に住んでいるときに、猫を買ってまして、ある日、魚を夕ご飯にやると、骨がのどに刺さって、私では取れない奥ふかいところだったので、急いで、バスケットに入れて、500mくらいのところの犬猫病院に連れて行きました。バスケットに入れるや否や、もっとギャーギャーなき始めて、此れはいかん、死ぬかもとパニックになりました。

私;先生、大変です。骨が刺さって死にそうです!
先生:ははははっははははは。
(死にそうといっているのに、高笑いとはなにごとぞ。)
先生:あのね、しっぽが、バスケットに挟まってるよ。ほら、こりゃ痛いわなー。かわいそうに。
わたし:あらー。
というのを、おもいだしたのですよ。よく似たパターンですよね。ちなみに骨はさすが、プロ。3秒でとりのぞかれました。

バチっと、アイスパックを当てて、バンデ-ジをしなおしました。
足と心臓の高さをせめて同じ位の高さにとなると、横になるしかないので、寝る寝る。ほとんど、1日中寝てました。アイスパックで麻痺して、痛みがわからないのか、
用は、回復してきているのかは、わかりませんが、前向きにあるけるようになりました。家の中でとはいえ、後ろ向きに歩いている姿はわれながら、こっけいなものでしたから。
ボルタレンはもってます。
マダムはxxさんに、バンデージを借りたときに、もらいましたし、わたしもよくさがすともってました。

冷やすのは、大当たりです。
バンバンひやしてます。

RICE treatment,rest 安静、 icing冷却、compression 圧迫、 elevation挙上、高くあげる。などの、ことこまかなアドバイスで、どれだけ、たすけられたことでしょう。






RICE treatment を、ちゃんとやったおかげか、きょうは、もうほとんど普通に歩けるようになりました。1昨日のあの夜がうそのようです。松葉杖で1ヶ月かしら、もうスカッシュできないのかしら、などと思っていたもので、あまりにも、あっさりと、痛みが取れたので、拍子抜けでもあります。
しかし、今回のこの、肉離れで、学びました。
まず、自分の年齢を考えること。
激しい試合のときは、それなりに、体を作ることから、計画すること。
一番かんじたことは、普通に歩けることの幸せです。
足を自分であげて、歩くということができなくなったとき、普通に自分で歩けるって、どんなに幸せなことなのだろうと。人間誰でも、満たされると、もっと、もっと、欲ばかり出て、普通であることになかなか感謝をしなくなるものですよね。
今回は、いい機会でした。

電話をすると、助けに来てくれる家族を持っていることの幸せとか、薬をもっているから、あげるといってくれる友だちとか。本当に、ありがたいものだなーと感じたわけです。怪我はしましたが、おかげ様で、今、自分がどれだけ、めぐまれている状態にあるかをしみじみと感じることができたので、時々、怪我もわるくないかなとおもったりもしました。先生の長いメールでのアドバイスには、心より、感謝しております。


私のブログの名前を真剣にかえなければなりません。
まったく、絵と関係なくなってきています。
Posted by Picasa

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