ついに、あきの靴のサイズがわたしとおなじになった。
11歳と、6ヶ月。
これは、よろこぶべきことなのか、
悲しむべきことなのか。
サイズ37.
夏の間、アイルランドにいるとき、
ついにつま先がきついといいだし、
まだきれいで、どうもなってないのに、
置いてきた。
ファームで働くひとたちが、
はくことになるだろう。
UAEで、買って、
何ヶ月かお世話になったのに、
あんなところに、
ぽつんと
置いてきてしまうのは、
かわいそうだった。
バイバイくつ。
靴にそんな思いを持っていることを知り、
あきは、笑った。
でも
お世話になったのに、
もうはけないから、バイバイというのは、
ひどいじゃないの。
というと、
だって、
くつよ。
という。
こどものほうが、
あっけらかんとしている。
出発前に夜、
ごめんね、
バックパックももう
パンパンでいれてあげられないのよ、と、
ファームに働いている人たちの靴置き場にそっとおいた。
洗濯したばかりで、ぴかぴかだったので、
なおさら
つらかった。
誰かにはいてもらっていることを祈る。
今夜は、DVDの映画の夜。
の前に、昨夜みた、野良猫にハニーのビスケットをもっていくという。
おかあさんといっしょにいくというので、
ちょっとまった。
今夜だけの気まぐれでビスケットをやることがやさしさだろうかと
問う。
おかあさんは、冷たいわ。
すごくやせてて、かわいそうなのよ。
ビスケットをやるなら、
毎日やることにしないと、
1回気まぐれでやるだけでは、
それは、あなたの自己満足ではないの?
野良猫は、山のようにいる。
ゴミ箱をあさり、
生き延びていくのもいるし、
そうでないのもいるだろう。
白状とおもわれるかもしれないけれど、
責任という言葉がずっとついてまわる。
1回だけのビスケットで、
彼らを救ったとおもったら、
大きな間違いで、
どうしたら、
野良猫をふやさないようにするか
という局面を、
みないといけないのではないかと
いったけど、
すっかり、
へこんでしまった彼女は、わたしのいっていることをきく
エネルギーはないようだった。
アイルランドといえば、
思い出すのは、
glass と grass。
イギリス人が家の中にいる
生活16年。
それでも、
Lと Rは、いまだにわからない。
アイルランドの最後のファームに、
豚がいて、
10mx5mとくらいの柵の中に赤ちゃん8匹と飼われていた。
ある日、ファームのオーナー
件伯爵さまが私に言った。
きょうは、
豚の柵の中の草をできるだけ、取り除いてください。
草?
草?
ふーん、
豚さんたちは、
草を食べてはだめなのね。
毒性のある草がこの辺には、はえているのかと、
たずねなくてよかった。
さっそく、
バケツをもって、
草を抜きにかかる。
ほとんど、
たべつくされてないに近い。
ヨガおじさんに
わたしの仕事は、草取りよと説明すると、
grassじゃなくて glassだよ、と言う。
あら、
草じゃなくて、
ガラスなの?
そうだよ、彼がそういったじゃないか。
豚さんたちの柵のあるところは、
前のこころない住人が
ビールを飲んでは、
ぽんぽんと、ビンをなげすてていたので、
たしかに、
われたビンの破片だらけ。
豚たちが、怪我をしてはこまるので、
わたしに拾ってほしいと頼んだもの。
そうか、ガラスだったのねー。
大恥かくところだった。
ヨガおじさんに感謝。
こういうことが、
頻繁におこる。
32歳まで、
日本語しかしゃべってなかったひとが、
突然、
英語となっても、
耳は、英語の耳にはならない。
先日は、
GCCって、
UAE,
オマーン、
サウジ、
バーレーン、
、、、と、数えていると、
ヨガおじさんが、
バーレーンはドイツだと、
いう。
なにをばかなことをいっているの、
バーレーンよ。
Bahrain は、GCCで、
あなたの発音のバーレーンは、ドイツにあると、ヨガおじさんは
いつものごとくあきれ顔。
どうも、わたしは、Burrain.といってるらしかった。
A と Uの発音も、
私の場合、
見事に逆転しているらしい。
ヨガおじさんは、もう16年もわたしといるので、
間違っていても、わかるらしい。
新婚のころは、
よく修正してくれたものだけど、
最近は
あきらめたらしい。
B
11歳と、6ヶ月。
これは、よろこぶべきことなのか、
悲しむべきことなのか。
サイズ37.
夏の間、アイルランドにいるとき、
ついにつま先がきついといいだし、
まだきれいで、どうもなってないのに、
置いてきた。
ファームで働くひとたちが、
はくことになるだろう。
UAEで、買って、
何ヶ月かお世話になったのに、
あんなところに、
ぽつんと
置いてきてしまうのは、
かわいそうだった。
バイバイくつ。
靴にそんな思いを持っていることを知り、
あきは、笑った。
でも
お世話になったのに、
もうはけないから、バイバイというのは、
ひどいじゃないの。
というと、
だって、
くつよ。
という。
こどものほうが、
あっけらかんとしている。
出発前に夜、
ごめんね、
バックパックももう
パンパンでいれてあげられないのよ、と、
ファームに働いている人たちの靴置き場にそっとおいた。
洗濯したばかりで、ぴかぴかだったので、
なおさら
つらかった。
誰かにはいてもらっていることを祈る。
今夜は、DVDの映画の夜。
の前に、昨夜みた、野良猫にハニーのビスケットをもっていくという。
おかあさんといっしょにいくというので、
ちょっとまった。
今夜だけの気まぐれでビスケットをやることがやさしさだろうかと
問う。
おかあさんは、冷たいわ。
すごくやせてて、かわいそうなのよ。
ビスケットをやるなら、
毎日やることにしないと、
1回気まぐれでやるだけでは、
それは、あなたの自己満足ではないの?
野良猫は、山のようにいる。
ゴミ箱をあさり、
生き延びていくのもいるし、
そうでないのもいるだろう。
白状とおもわれるかもしれないけれど、
責任という言葉がずっとついてまわる。
1回だけのビスケットで、
彼らを救ったとおもったら、
大きな間違いで、
どうしたら、
野良猫をふやさないようにするか
という局面を、
みないといけないのではないかと
いったけど、
すっかり、
へこんでしまった彼女は、わたしのいっていることをきく
エネルギーはないようだった。
アイルランドといえば、
思い出すのは、
glass と grass。
イギリス人が家の中にいる
生活16年。
それでも、
Lと Rは、いまだにわからない。
アイルランドの最後のファームに、
豚がいて、
10mx5mとくらいの柵の中に赤ちゃん8匹と飼われていた。
ある日、ファームのオーナー
件伯爵さまが私に言った。
きょうは、
豚の柵の中の草をできるだけ、取り除いてください。
草?
草?
ふーん、
豚さんたちは、
草を食べてはだめなのね。
毒性のある草がこの辺には、はえているのかと、
たずねなくてよかった。
さっそく、
バケツをもって、
草を抜きにかかる。
ほとんど、
たべつくされてないに近い。
ヨガおじさんに
わたしの仕事は、草取りよと説明すると、
grassじゃなくて glassだよ、と言う。
あら、
草じゃなくて、
ガラスなの?
そうだよ、彼がそういったじゃないか。
豚さんたちの柵のあるところは、
前のこころない住人が
ビールを飲んでは、
ぽんぽんと、ビンをなげすてていたので、
たしかに、
われたビンの破片だらけ。
豚たちが、怪我をしてはこまるので、
わたしに拾ってほしいと頼んだもの。
そうか、ガラスだったのねー。
大恥かくところだった。
ヨガおじさんに感謝。
こういうことが、
頻繁におこる。
32歳まで、
日本語しかしゃべってなかったひとが、
突然、
英語となっても、
耳は、英語の耳にはならない。
先日は、
GCCって、
UAE,
オマーン、
サウジ、
バーレーン、
、、、と、数えていると、
ヨガおじさんが、
バーレーンはドイツだと、
いう。
なにをばかなことをいっているの、
バーレーンよ。
Bahrain は、GCCで、
あなたの発音のバーレーンは、ドイツにあると、ヨガおじさんは
いつものごとくあきれ顔。
どうも、わたしは、Burrain.といってるらしかった。
A と Uの発音も、
私の場合、
見事に逆転しているらしい。
ヨガおじさんは、もう16年もわたしといるので、
間違っていても、わかるらしい。
新婚のころは、
よく修正してくれたものだけど、
最近は
あきらめたらしい。
B
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