なにかおいしいものが食べたいときは、
結局自分でつくらないと、
ここには、これといってないので、
きょうは、アルアインの市場に買出し。
絵になる
場所がたくさんあるので、
写真をとりはじめたら
公衆電話の前に、なんとマンゴの木箱がぽつねんとおかれている。
たくさんのひとがいきかうなか、
だれももっていこうとしない。
どんどん、太陽はあがり、
日陰の下にいたマンゴが太陽にさらされ始めた。
20分経過。
だれかがわすれたらしい。
新聞紙にくるまれた箱入りマンゴ。
絵を描くためにだれかがセットしたように
いい感じ。
30分経過。
だれももっていかない。
こうなったら、
わたしが、もっていこうかなとおもったりもしたけど、
結構こういうとき、勇気がいるもので、
結局、
箱の半分が太陽に照らされ始めたのを、写真に収めて終わり。
おもしろいのは、
どうも、わたしと同じことを考えてるひとがいくらかまわりにいたこと。
あきらかに、だれかの忘れ物。
これだけまっていて、
誰も、こないんだから、
もう、
いいわよね。
持っていっても。
という空気が漂っているけど、
だれも
行動にうつせない。
アルアインは、平和そのもの。