Friday, January 20, 2017

さようなら







Anise loves green food.

僕がすべてを覚えてるから、大丈夫事件の、同級生の彼の、日本語は、非常にユニーク。

毎日のように、メールがくるのだけれど、

では、体を大切にね。
さようなら。

と、彼のメールは結ばれることがよくある。

私は、ずっと、彼は、いろんなことを

思い悩んでいるのではと、

毎回ひやひやして読んでいた。



じゃーからだを大切にね。さようなら。

のメールの次の日に、おはよう。げんき?

なんてメールがくる。

なんと、アップダウンの激しいひとなのだろうと、

実は、不信感たっぷりになっていた。



先日また、元気でね、さようなら。

ついに、

アラブから、国際電話。

でない。

その後、むこうから電話があって、

元気?などといって、けらけら笑っている。


何かあるなら、私に全部はきだしなさいと、

ちょっと、母のようなことをいってみる。

そうしたら、なにを?という。

なにをって、重大な悩みを抱えて苦しんでいるでしょう?

わたしが、聴くからと、気丈な態度をみせる。

何で、そんな風に思ったかと、彼ははきくので、

だって、メールに何度も、体に気をつけてね、さようなら。

って、たびたび書くからというと、

それは、彼にしては、ふつうの挨拶だという。

ふつう、さようならなんていわないよ。といっても、

いや、僕は、会社で部下が帰るときに、

お疲れ様、さようならっていうんだという。



小学校のとき、先生さよなら、みなさん、さようならというのがあったけど、

いまどき、言わない。

会社では、お疲れ様が主流のはず。

彼の日本語は、ほんとに、ユニークだ。

言葉の力というものは、すごいと改めて、感動する。

日本語を母国語とするというのに、理解できないでいる。







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