Thursday, August 31, 2017

Don't make a noise.






Experiment with blue.












介護人形。

メルルちゃん。
300語をしゃべり、
50曲の動揺を歌う


一人暮らしの老人の認知症は、
家族と一緒に住んでいるひとより、
進行が早い。
しゃべるという
アウトプットがなくなるということは、
頭を使わなくなるから。


ということで、
こういう人形が
つくりだされたので、
 母のために買ったと姉から、
写真が送られてきた。

日中は、母はひとり。

生身の人間であるわたしが
こうして、存在しているのに、
母のそばにいない状態というのは、
おかしくないのか。

昨夜、この人形を抱く母の写真を、
見たとき、決断のときが来たと
感じた。

この夏、
母の、認知症は劇的に悪化していたのは、確か。
目のまえで、
いろんなことを思い出せない母をみることはきつかった。
ずっとひとごとだとおもっていた。
あれほど、
気丈な母が
ぼけるわけはないとおもっていたけど、
うちも例外ではなかった。

脳だけではなく、
視覚も臭覚も衰えはじめていた。
きっと、味覚も衰えてきているにちがいない。

18,000円だったという
メルルちゃんのかわりに、
わたしが生身のメルルちゃんに
ならなければならないだろう。
後悔しないために。


This is the nursing doll called Meruru which can say 300 words and sing 50 kids songs.

Dementia patients who live alone are getting worse than those who live with their family because they don't have many chances to talk.
The act of talking is good for those with dementia, because when we talk we think, and therefore use our brains. 

So this nursing doll has been created specially for elderly people who have dementia.

This photo was sent from my sister last night.



I live far away from Japan.
I have a life here, but
as long as my mum is holding a nursing doll,
I have to do something for her.
I don't want to regret.

I've started to feel I have to be my mom's real Meruru. 

I have to make a decision as soon as possible.

Tuesday, August 29, 2017

From Al Ain




A sketch in this morning.



今回,日本では、母の家では、かなり働いた。
6月大雨で、崩れた、土砂撤去の作業、
シロアリ駆除を雇って、
スズメバチ撤去を雇い、
二つの倉庫の大掃除で、軽トラ運転して、クリーンセンターへのごみの処理、
山のような母の持つ書類を整理、お盆の準備から、片付け、
早朝スケッチは、毎日で、買い物に食事つくりに。
3週間フルで働いた。
母はほとんどなにもできなくなっていた。
大変だけど、どれも、このアパートでは、しないことなので、
結構たのしかった。

しかし、体はぼろぼろ。髪は逆立ち、ひどい。
そこで、博多についたとき、
ホテルの豪華なヘアーサロンに行ってみた。
あんな豪華な経験は、はじめてだった。
シャンプー台に寝たときは、至福のときだった。
首に当たるところは、
言葉で説明できないほど、計算されつくした
心地のよさをくれたし、
シャンプーのあとの
蒸しタオルが首にあたったときは、
天国だった。

その天国を味わえた、ヘアサロンで、すぐれものの、
シャンプーをみつけた。
シャンプーの後、ぜんぜんきしまない。
不思議なシャンプーなので、
かなり、高価なものだったけど、
日本での唯一の土産として買った。




アジュバンコスメジャパン Emissary Shampoo

どんな、シャンプーで洗っても、
ドライになってしまう、髪の多い娘の髪が明らかに変わった。
こんなの使ったことないと、娘は、イギリスにもっていくらしい。
トリートメントもいらないくらいしっとり。
これは、髪が多くて、ドライなひとにお勧め。



From Japan 18








昨日の続き。



待て待て、彼とは、1度会ったことがある。

夏休み前に、早朝組みで会った人だった。
ある早朝、スケッチをしていると、
ジョギングしているパキスタン人のお兄さんと話すことになった。
こんな朝早く、車のなかで、こちょこちょと
なにやってんの?
とたずねてきた。
その彼だった。

サプリメントの会社で働く、彼に、いくつかのサンプルをもらった。
そのときに、電話番号を交換した。
ジョージだと、思って電話で話していたわ。
あなた、ジョージやないやないの。
ハーイ、ジョージ、って電話でいったとき、
何で、俺はジョージじゃないっていわなかったの?
っていうのも、なんだか、
私の耳の悪さをひとのせいに
してるみたいなので、やめた。



人生は、Health, time and money 何だと繰り返す、彼の目的が見えず、
あのー、宗教の勧誘ですか、それとも、ねずみ講?
サプリメントを売るあなたと、絵を描く私の間になにか、共通するものがあるとはおもえないのは、わたしの人生経験のたりなさですかね?
とたずねてみるも、わけのわからん返事がかえってくる。

あなたは、今、何%くらい幸せですかという。
そんなことを、彼になぜ、いわなければならないのか、
まったくもって、よくわからないけど、
まー80%ってとこ?
という。
あなたね、もう、還暦近くまで生きてきたのに、
まだ、80%って、残念ですよね。という。
そんなこと、あなたに言われる筋合いはないわとおもったけど、
息子ほど年の違うおにいさんのいうことに
いちいち、機嫌をそこねてもしょうがないので、
コーヒーを飲み終わるまでは、聞いてあげようと
がんばった。
しかし、よくよく考えてみると、
自分がどれほど、しあわせなのかとか、しあわせではないのかなどと
考えたことがなかったことに気がついたのだから、私の感違いで、彼に会ったことは、よかったのかもしれないと思った。


アー、楽しかったーといって、自分の最期を迎えられるように、
今することは、なんなのか。
複雑な気持ちになった。


I remembered suddenly that I had met him one morning before the summer holiday.
When I was sketching in my car, he was jogging.
He came to me and asked, "What are you doing ?"
He told me then he was working at a supplement company.
He gave me some supplement samples.
We exchanged our telephone number then.

When he called me I thought he was George without a doubt.
When I said '' Hi George, how are you?"
Why didn't he say he was not George?
But I didn't ask him. 
He repeated three words: health, time and money, as very important in our lives.
I was listing carefully but I couldn't get what he wants to say, So I asked him 
"What are you asking me? 
You are a supplement company's manager and I am a watercolour painter.
I couldn't see anything in common between us.
He answered but it didn't make sense to me at all.
He suddenly asked me "How happy are you? 50% or 100%?"
I couldn't understand why I was being asked a question like that,but
I have a still some coffee in my cup so,
I answered around 80%.

80%?
You are almost 60!
But you're still not 100% happy? 
That is not great! He said to me.


I met him because of my misunderstanding but his question was really impressive for me.

What do I have to do now to say "I had a great life" the last day of my life?
I had a mixed feeling.

Until this end, I couldn't get what he wanted me to do,
but I appreciated this weird encounter.


Monday, August 28, 2017

From Japan 17



日本にいるときに、スケッチだけで止まってしまった絵がたくさんあるので、
これから、すこしずつ
水彩紙に起こしていくつもり。
水の描き方を、マスターしたいが
なかなかむずかしい。



昨日、昼過ぎに、電話があった。


あらー、ジョージやないの?
いつかえったん?

2日前。
あらー、いっしょやん。
お茶でもどうかねという。



じゃー、あなたのお店がある、
ヒルトンホテルに、5時半っていうのは?

いやいや、アルアインモールのカフェで、5時半はどうかな?

.


ジョージは、わたしのつくった絵葉書を自分の写真やさんで売ってくれたり、
展示会にきてくれたり、
いろんなアドバイスをくれて
たのもしいおじさん。

この夏、初孫ができて、
幸せそうな写真を、facebookにポストしていたので、
おめでとうっていって、ぎゅっとはぐしてやろう
なんて、カフェに行く途中に考えていた。

待ち合わせのカフェにいくと、
なんと、
ぜんぜん違うお兄さんが、はーい、みどりー、
こっち、こっちと手招きする。

??????


待っていたのは、ジョージおじさんではなくて、
若いおにいさんだった。


 
明日につづく。


I got a telephone call yesterday afternoon.
Caller's name was not on my smart phone screen.
When I picked up, I thought it must have been George who helps me a lot like my manager.

Hi,
George, how are you?
When did  you get back to Al Ain?
Two days ago?
Wow, really it is the same as me.


Shall we have a cup today?
Yes, sure.

What time?

I can come your photo shop in Hilton hotel around at 5;30.


Shall we do Al Ain Mall instead?

Yes, sure. 
See you at 5:30.

See you.
George has turned to be a grandfather this summer,
so he posted his grand son's photos from the UK.


But when I got a cafe, a young guy said "Hi, Midori, how are you? Come this way."

He was not George.

Continue to tomorrow.





巨大な筆を姉にプレゼントしてもらった。
墨でなくて、水で書くことことができるシートももらった。
これで、墨と、紙の節約になるのだけど、
どんどん乾いていくので、
カメラをむけるころには、
字がみえなくなる。

My sister gave this big brush to me as a present.
I set up Calligraphy space beside my painting space. I can practice whenever I want.The great thing is I don't need to use Chinese black ink. Instead of that, I can use water on the special sheet.I can save ink and paper, but it is really dry in  UAE, before taking a photo, almost all my work is dry up.

Sunday, August 27, 2017

From Singpore









コンビ二エンスストアが1件も見あたらなかった。
シンガポールアートミュージアムすぐ近くのホテル
あたりには、特別な制限があったのか。

ネットで調べると、
シンガポールにも、コンビ二はあることになっている。
博多では、50メートルごとに
コンビ二があって、異常といってもいい。
私の住んでいるこの町にも
コンビ二はない。
自動販売機もない。
そういう生活がふつうになっていると、
日本に行くと驚く。


毎朝、6時前におきるわたしは、
シンガポールでも例外ではなく、
7時には、カメラを片手に
散歩にでかけた。
仕事に行く前の、人々で、
安いレストランは、早朝にもかかわらず、人々であふれている。




人々は、神様に祈る。












シンガポールに、来て驚いたのは、
とにかく、若いひとがあふれている。
まるで、大学のキャンパスのなかなの?
というくらい20代のひとで、あふれている。
そのせいか、活気があって、
なにもかもが
輝いているかんじ。

モスリムの人も、
キリスト教のひとも、
仏教のひとも、
戦うことなく、静かに、祈りをささげている。
ここは、理想郷なのかもしれない。



There were no convenience stores around the hotel which we stayed at, but the hotel was near the Singapore Museum which was great. 
I am not sure but it might be a restricted area where there are no convenience stores to protect the scenery.
I checked the Internet, there are supposedly some convenience stores in Singapore.
There was a convenience store every 50m in Hakata.
I thought it is too many.
It is totally crazy for me.



What surprised me in Singapore was full of young people
I felt like I was walking a university campus.
It looks very active and shining.

Muslim, Christian, and Buddhists. 
They live peacefully without fighting.
 Singpore must be an ideal country.



Saturday, August 26, 2017

From Al Ain





朝8時半。

前景は、砂なのだけれど、
せっかく新しい青の絵の具があったので
使ってみたかった。
明日も
同じところを
描いてみようとおもう。

There was actually sand in this area, but I bought some new blue paints in Japan,
so I wanted to use them today.

I am going to paint the same scene tomorrow again with a different colour.








こんな朝の空を見せてやりたいとおもったし、
I thought I wanted to show this sky to her,



こんな花が咲いているのもみせてやりたいとおもったし、

I wanted to show these flowers to her,

こんな田んぼの横を歩いて、
稲のにおいをかがせてやりたいとおもったし、
I wanted to let her walk the path beside the rice field and let her smell the rice,


白い鳥が飛び立つところも
みせてやりたいとおもったし、
I wanted to show these white birds flying,



停泊している漁船のよこで、
泳ぐ
こんなのも見せてやりたいとおもった。
I wanted to show
jelly fish which were swimming beside fishing boats.


人生は、1度。
ネコ生も、1度きり。

こんなコンクリートのなかに、閉じ込めて
おいていいはずがない。



Our life is the only once.
Cats live as well.


I feel so sorry for her that she will not see these things. 



Thursday, August 24, 2017

From Japan 16

今朝6時前の空から。

From Japan 15


なくしたと思っていた筆が車のシートの間からでてきた。
あきらめかけていたので、
感動した。
いつも、細い電線を描くのに、使っていた筆だった。

日本は、どこもかしこも、電線だらけ。
絵を描いていなかった10年まえは、
うっとうしいとおもっていたけど、
いまでは、
電線が描きたくて
風景画を描きたいとおもったりしている。

Tuesday, August 22, 2017

From Japan 14



水の描き方を特訓中。
ロープの
影に魅了されて、
描いてみた。





朝、6時前の空。
水彩でこういうのが描ける技術がほしい。




野生のゆり。うちの山にたくさん咲いている。





花瓶に生けてみるも、
花瓶が貧弱。






港にスケッチいくと、
くらげが気持ちよさそうに、
泳いでいた。
貝殻をなげたりしたけど、
無反応。





どこの港も小さいころ、数えきれないほどいた漁船は、数えるほどになってしまった。
もう、魚はほとんどとれなくて、
漁師たちは、船を売り、
陸にあがってしまう。


養殖の魚にえさをやるおじさんが、
魚をとりすぎたからだけではない、
海がかわってしまったんだといった。
幼魚で捕まえた魚を
養殖で、売れるサイズになるのに、
5年。
魚の種類によるけれど、
時間がかかるんだよと、
悲しそうに言ったあの顔が
わすれられない。

みんな必死でいきている。
気楽な家業はない。




From Japan 13









おじさんみたいに、
軽トラックを運転してみたいとずっとおもっていた。
軽トラを運転する女子をかっこいいーーと
ずっとおもっていた。
昨日は
夢がかなった日。
写真を撮り忘れたのが残念。
足腰が立たなくなった母にかわり、
駐車場のそうじ。
空箱、空瓶、空なんとかばかりが、
山積みになっていた。
クリーンセンターにもっていく。
燃えるごみは、重量で、値段がきまる。
今回は、250円払わされた。
掃除ができなくなった母の家は、
いろんなものが
山積みになっていた。
1日中、片付けとそうじ。
それでも、終わらない。

早朝スケッチにいった絵を
夜、仕上げる。

絵を描く時間はほとんどないといっていい。


Sunday, August 20, 2017

From Japan 12


From my home town






今日は、習字のレッスン2回目。
春風は、非常にむずかしく。
何度書いてもだめ。
後は、結構大丈夫だった。


先生によると、
春という漢字は、簡単そうにみえるけれど、
かなり、むずかしいらしい。

習字をオンラインで、教えてほしいとたのんでみた。
うまくいけばいいのだけれど。



今夜は、同級生と
壱岐牛の
コース料理をいただいた。
わたしは、すっかり、
ベジタリアンではなくなっている。

今回は、
魚もたくさんいただいた。
ふぐまで食べた。
あとも
毎日毎日おいしいものが
登場してきて、夢のような
毎日。

これも、もうすぐ
終わりを告げるとおもうと、
悲しい。

ほんとに、日本の食べ物はすごい。
美しいし、
おいしいし、
新鮮で、
独創的。

日本に帰るたびに、
日本で生まれ育ったことを誇りにおもう。
しかし、
ここで、
生活していない自分に、
なんで?
と、
問いかける回数が増えてきている。



Saturday, August 19, 2017

From Japan 11





水の描き方に苦労している。
先の細い筆を日本に持ってきてないので、
描きにくい。



シロアリ駆除は高い。
だから、だれもが二の足を踏む。
この文化財に指定されそうな古い母の家を
見捨てて、シロアリに提供するか、否かを
決定するには、慎重にならざるを得ない金額だった。
しかし、
大黒柱に被害が出ている以上、
しょうがなかった.
黒い小さなありが、
たたみの上をうろうろしている。
あちこち、
その黒いありが気になってしょうがなかった。
私は、黒ありとシロアリになんらかの関係が絶対あるとおもっていたら、
やはりあたっていたのよね。
そのシロアリ駆除のおにいさんがいうのは
黒ありがシロアリを食べにくるという。
床下の駆除のあと、
黒ありは、1匹もいなくなった。
彼によると、
シロアリのことは、まだまだ、わからないことが多いらしい。
ただ、シロアリは、グルーミング( お互いの体をなめあうこと)をするので、そのなめあう中で、薬が女王のところまで、運ばれて、女王シロアリが死んでしまい、巣が全滅すると言う段取りになっているらしい。


 The termite control is costly.
My mum's house is really old, so it is easy to be a target of termites.
My mum has been living here since she got married to my dad. It was 66 years ago.
She loves to live here so I had to hire a company to get rid of termites.


コロニー構成と役割のイメージ


ネットでいろいろ調べてみた。
何と、兵アリと働きアリには、
目がないとか。
コンクリートでさえ、穴をあける
強いあごをもつ。
そんなすごいあごをもっているなら、
もっとほかのところで、
人間によろこばれるようなことにつかってもらえないものだろうか。

Friday, August 18, 2017

From Japan 10







ホテルについて、すぐに、
カメラをもって、でかけた。


いい景色を
写真に収めているうちに、
自分がどこにいるのかわからなくなって、
ホテルにもどれなくなった。
ホテルの名前をおぼえていないので、
ひとにきくこともできない。
財布も
電話ももってない。
あちこち
歩きまわっているうちに、
カメラをどこかに
忘れてきてしまっていることに気がついた。
30年越しの夢をかなえて買ったカメラ。
何で、そんな大事なものをわすれる?
もう、気が動転して
どうしよう、
どうしようと
うろたえていると、
目が覚めた。

心臓によくない夢だった。













今日は、変な夢で5時に起きた。
出発が早かったので、
見事な雲を捕らえることができた。

早朝のスケッチや、写真撮影にきて、
一番困るのがトイレ。

きょうは、幸運にも、
ホテルのすぐ近くにいた。
いい写真がとれた
ご褒美に、コーヒーを飲もうなどと、
のんきなことを考えながら、トイレにはいると、
車の鍵のリモコンが
見事にトイレの水の中に落ちた。
幸運にも
使用まえだった。

親戚に借りるときに、
このリモコンは、高いからね。
と念をおされたので、
こわれたらどうしようと、
念入りに水をふく。
防水になっているとはきいたことがなかったけれど、
いまのところ、
動いている。
ほんとに、
わたしは、ドンくさい。

平穏無事な日が1日もないのは、
なぜだろう。

この話をした友人が
老後の介護をして申し出てくれたので
ちょっと安心した。
ぼけ放題ということだ。





海に向かって、カメラを構えているわたしのほんの目の前で、ごみの
不法投棄のおじさん発見。
証拠写真。
藪のなかに、
古い木箱や、生ごみを捨てた。ひどいことする。
みんなお金を払って、
クリーンセンターで処理してもらっていっているというのに。
許せない。

Thursday, August 17, 2017

From Japan 9





こどもみたいに画用紙に描いてみた。
色の重ねがむずかしく苦労した。

4月に買ったばかりの、
細い筆を
なくしてしまった。
大切に大切にしていた。
金額に見合った
品質で、
電線とか、
船の帆をかくのに、
重宝した。
ほんとに
大切にしていたので、
死に物狂いでさがしたけれど、
どこかで落としたらしい。
いつもの、筆ケースのいつもの
位置にない。
どこかで、
ひとりなのだと思うと、
ほんとにかわいそうになってくる。
突然、
ほら!!

なんて、出てきてくれそうな気がしないこともない。











先日、姉の同級生の人で、習字の師範のひとに
教えてもらったとき、
ちょっと燃えた。

ので、きょうは、
習字教室をする
別の師範のところに
お邪魔した。
赤の手直しがたくさんはいる。

さすが、師範!!!
すごい。
生まれてはじめて、
行書もやってみた。

上手に書こうとおもう邪念がはいると、
字が萎縮してしまう。
習字に、赤で、手直しをしてもらうのは、
46年ぶり。

絵を描くときとおなじで、
字を書くとき、
その字をなんとか
きれいにおさめようといういがい、
頭のなかは、まったく
なにも考えてはいないことに
気がついた。

1日にほんの1時間、
ひとつのことに
没頭できる時間をもつことができるなにかを
もてるって、
すばらしいと思う。
とは、わかっているが、
これが、言うのは、簡単なのよね。






先日、港にスケッチにいったときに、
魚の網のところで、一心不乱に、何かを食べている彼にであった。

近くに寄ってみてみると、

口から、血が滴り落ちていた。

なんと生の魚を食いちぎって食べていた。

みんな生き延びるのに必死。