Sunday, June 13, 2010

6月13日

 
母を訪ねて3千里をおもいださせる。ふたりの兄妹を助けていた人が、足でまといになるからと、貴重な水に、手をつけず、夜ひそかに、手紙を置いて、消えていくところ。自分の命と引き換えに人をたすけられるだろうか。
 
2年前にらくだスークで写真をとらせてもらったおにいちゃん。絵を描くまでに2年もかかるなんて。
 

 

週末、ピアノのお披露目も終わり、着々と夏休みの雰囲気になりつつある。
でも、今回は、10年間友達だった人がついに、イギリスにかえるので感慨深いものがある。
子どもが、1歳にもならないとき、お互いの子供が、おしめをしているときから知っていて、あれから、10年。
早いもので、もう、5年生。
世の中には、納得のいかない不平等が存在することをひしひしと感じ始める10歳となった。
やたらと、アラビア語の成績がよいらしく、10年いるのに、アラビア語の数字さえまともに読めない私を見下すこともなく、いろいろと教えてくれる。
この、アラビア語の先生、問題大有りらしいが、子供は、大人のように、目くじら立てない。子供心に、大人とはいえ、神様ではない。ふつうの人間。教えかたがうまい先生もいるし、そうでない先生もいる。というふうに割り切っているらしい。私のほうが、カリカリ来ると、まー落ち着いて、落ち着いてって、感じで、最近子供のほうが、社会の荒波にもまれているわよねっていう感じになってきた。学校で何かあったら、ちゃんと教えてね、親は子供を守るためにいるのよ、なんてかっこのいいことをいってやるけど、たぶんは半分くらいしか親には、しゃべっていないかもしれない。そうして、成長していくのだろうとおもう。
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