Sunday, March 11, 2018

Memory





16年前に、オーストラリアに行ったときに、撮った黄変した写真がでてきた。
それを、描けるかどうかやってみた。










坂口安吾の堕落論という本の中に、”元来日本人は、最も憎悪心の少ないまた、永続しない国民であり、昨日の敵は、今日の友という楽天性が実際の偽らぬ心情であろう。。。。。”
というところがあったのが、どうも、これには、同意しかねる、¥。
文学少女(おばさん)を気取っているわけではなく、たまたま開けた本の中に、語彙をう増やすには、この本だ!!!みたいなのがあったので、青空文庫で、ダウンロードしてしばらく読んだというだけのこと。


科学的に証明されてはいないだけど、ほんとに、日本人は、ほかの国のひととくらべて、楽天的なのだろうか。

私の友人の、隣の人が先日亡くなったという連絡をうけた。
友人とその隣人の何十年にも及ぶ確執は言葉ではたりない。
友人は、とにかくその、隣人を憎むことで、生きていた。
隣人の悪口をいいはじめたら、とまらない。
人の悪口を延々ときかされるのは、
結構きつい。
しかし、最終的にわかったのは、
人を恨むことも、
生きて行くためのエネルギーになるのではないかということ。
人を愛することに命をかけ、
人に親切にすることを
第一の人生の課題とし、
人々への敬意を忘れることなく、、、。
そんな神様みたいなひとばかりではないのだ。

人を恨むにも、エネルギーがいる。


ただ、たった1度の人生。
人を恨むことにエネルギーをつかうなんて、
もったいないなと気づいてほしいなとは思う。
しかしこればかりは、仕方がない。
赤のシャツが好きな人がいれば、
オレンジのシャツがすきなひともいる。
ほんとは、それくらいのことかもしれないと思うのだ。

人を嫌うときは、必ずといっていいほど、理由は簡単。
相手が自分のおもうように、
動いてくれないとき。
人間は、心のどこかで、
自分に都合のいいひとをさがしているものだ。



最近、毎日、
写真のスキャンで、
時間がすぎていき、
なかなか絵に集中できない。
今、3000枚近い写真のスキャンが
35%ほどが終了。
かなり、疲れてきた。
まだ、先は長い。





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