明日、おじゃましてもいいですか?
もちろんです。
この、もちろんって、おかしなひびきじゃないかと突然感じてしまったので、調べてみた。カタカナで書くさらに、変。
モチロン。
薬の名前みたいな、外国から、きた植物の名前みたいな。
きょうは、ネットからの、抜粋で日本語の勉強です。
勿論は、漢語です。では、漢語と和語の違いについて。
回答
2009/2/708:49:45「漢語」と「和語」をそれぞれ字面だけから解釈しますと、
「中国のことば」「日本のことば」となります。
つまり、「漢語」とは、中国から入ってきたことばを指すわけです。
中国から入ってきたことばは音読みされますから、
音読みの熟語は漢語、訓読みは和語、と考えればよさそうです。
音読みで読まれる熟語の中にも、日本で作られたものがあります。
例えば「火事」があります。
これはもとは和語の「ひのこと」を漢字で表記するようになり、
それを音読みすることによって成立したことばだと言われています。
また、近代になって、
西洋からいろいろな文物が入ってきた際に作られた「ほんやく語」の中にも、
たとえば「新聞」のように、
音読みされながら日本製であるものが数多くあります。
中には、日本で作られた後に中国に「逆輸入」された音読み熟語もあります。
さらに、中国にも日本にもあって、どちらが先かわからないものもあります。
このように、熟語の日中関係はなかなか複雑なので、
厳密な学問としてはともかくとして、
一般的には、その出生をあまり問うことなく、
音読みの熟語を漢語、訓読みの熟語を和語と読んでいます。
ただし、熟語の中には、音読みと訓読みの混ざっているものもあります。
「重箱(じゅうばこ)読み」「湯桶(ゆとう)読み」といわれるのがそれです。
(1文字目が音読み、2文字目が訓読みを重箱読み、逆が湯桶読み)
これらは、訓読みを含んでいるので、和語に分類されるのがふつうです。
音読みと訓読みの見分け方は、
音読みは、かなで書くと必ず3文字以下になります。
これは、中国語では漢字1文字が必ず1音節で発音されることの名残です。
したがって、「比」を「くらべる」と読んだり、
「慌」を「あわただしい」と読むなど、
4文字以上になる読み方は、訓読みだということになります。
3文字になる場合でも、音読みには共通した特徴があります。
それは、2文字目が必ず小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」になる、ということです。
そこで、「思」を「おもう」、「遊」を「あそぶ」と読むのは、
明らかに訓読みということになります。
逆に、たとえば「流」を「りゅう」、「小」を「しょう」と読むようなものは、
音読みと考えてまず間違いありません。。
2文字になる読み方でも、音読みには共通した特徴があります。
それは、2文字目は必ず「い」「う」「つ」「く」「ち」「き」「ん」のいずれかである、
という特徴です。
したがって、「家」を「いえ」、「浜」を「はま」と読むのは、
訓読みということになります。
しかし厄介なのは、
2文字目が「い」「う」「つ」「く」「ち」「き」「ん」で終わる読み方の中には、
訓読みも混じっている、ということです。
たとえば「靴」を「くつ」と読むのは、「つ」で終わりますが、訓読みです。
そこで、これらに1文字の読み方を加えたものが、
音読みか訓読みか、判断に迷うもの、ということになります。
これら判断に迷うものは、
結局は、1つ1つ個別に辞書で調べていくしかありません。
残念ながら、音読みと訓読みの絶対的な判別法というものは、
存在しないようです。
長々書いてしまいましたが分かってもらえれば幸いです。
勉強頑張ってください。
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