Sunday, October 22, 2017

Expressing myself




グルテンフリーとは

グルテンフリーって知ってますか?
グルテン (gluten) は、小麦、大麦、ライ麦などから生成されるタンパク質の一種です。このタンパク質に対して抵抗力を失われてしまうのが、セリアック病(シリアック病、celiac disease)やグルテン不耐症などの、免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患です。


欧米人と、日本人の違いを、まさに、見せつけらた瞬間。
カシュウナッツのことがつづくけれど、先日、その件で、レストラン側を責めてもしょうがないわ、半分は、私の責任だから。というと、友人のクロアチア人で、イタリア人の母を持つ彼女は、何をバカなことをいっているの?自分の責任だなんて思う必要がないわ。あなたは、カシュウナッツが入っているかどうかを聞いたでしょ?で、入っていないと、ウエイトレスは言った。
それで、具合い悪くなったのに、彼らを責めないで自分を責めるというのは、おかしいという。そんなこといったって、ここは、UAEだから、自分の主張ばかり言ってられないでしょ?というと、彼女は、グルテンフリーの食べ物でなければならないので、私より、100倍ほどの、大変な目にあっているが、ちゃんとウエイトレスにたずねて、それで、キチンとしたものが出てこないと、マネージャーを呼んで、つきつめる。最後には、マネージャーがあやまるというところまでもっていく。
先日エッセイの話を書いた。
欧米でいうエッセイと、日本でいうエッセイは、全くというほど違う。
欧米のエッセイは、相手を納得させるように、持っていき、最後は、見事な結末で結ぶ。日本のは、芸術的なところに、焦点を置き、相手を納得させるほどの、意見を並べるというようなものではない。
子供の時から、わたしと彼女は全く違う畑でとれて、市場でであった野菜のような気分だった。私だけではなく、日本人は、一概に、論理で攻めていくことには弱いのではないかと感じるのは、わたしだけだろうか。
お客はお金を払うことによって、サービスを受ける権利があるのよと、彼女は続ける。
それは、わたしにだってわかっている。
昨日のカフェでは、グルテンフリーのパンをおいていないなんて、2017年に全く遅れているわねと、マネージャーに言い放った。私もそれくらいのパワーがほしいとおもうときがある。

一つだけいえば、たとえば、昨日行ったカフェは、ドイツ人の経営で、ドイツ人のシェフが仕切っているらしい。マネージャーがインド人で、ウエイトレスは、フィリピン人、アシスタントは、レバノン人、あとは、シリア人に、バングラデシュ人にということになる。こうも、バックグラウンドが違う人間が、英語という共通語だけで、利益をあげようと事業をした時、相当なエネルギーを要するだろうなと思う。単一民族を使うのとは、わけが違う。そこで、統一をとるのが、経営者の大変なところだけれど、私は、はっきりあきらめている。ここで、なんの落ち度もないサービスを受けること自体にあきらめている。それが、ここで、18年生きてきて、憤りを感じないで、過ごす技にようになってしまった。しかし、友人は違う。あきらめない。外国から出稼ぎにきて、ひどい給料で働いているから、いい加減な仕事でいいというのは、許せないという。
彼女の考えはもっともだ。
欧米人だから、力強いのか、彼女自身がそういうタイプなのか。
学ぶところは、多い。

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