Wednesday, October 4, 2017

Arabic coffee pot




The coffee pot occupied almost all the paper. It should be a bit small.



女がドラマクイーンになるとき!!!

それは、別れ話を、カフェでする。

これは、今年の夏日本にいたとき、体験したこと。


福岡のホテルのカフェで、一人でコーヒーを飲んで友人と、娘が帰ってくるのを待っていた。

4つほど向こうのテーブルで、
やたらと、若いおねえちゃんが、
なにやら声高にしゃべっている。
彼女の横には、
彼女のお父さんらしき人。
彼女の前には、
彼女の婚約者らしき彼。
その横に彼の母親。

何でそんなことがわかるかというと、
ほとんど、彼女がしゃべっていることが
きこえてきてしまうからだ。
外に静かに水の流れる豪華な庭は、たちまち、どうでもよくなり、
もう、その4人の行く末が気にになってしょうがなかった。
どうも、彼のほうが、酒癖が悪いらしい。
酒癖の悪そうな人にはみえない。
スーツをさりげなくきこなしていて、
普通のサラリーマンにみえた。
彼の声も結構大きくて、
どうも、周りのことをあまり気にしない
超マイペースカップルらしかった。

もう、死ぬまでお酒はのまないと誓ったんです。
若い男は言う。
なんやそれ、
そんなことをこんなカフェのお客さんがはいっているところで、
まるで
結婚式のときの教会での誓いように、
口にしてしまってよいの?
とおもったのは、わたしだけではないらしく
周りのテーブルのひとたちも、
何か集中しているふりをしているも
耳は、どんな彼らの言葉もききのがすまいと、
ダンボのようになっているのを、わたしは、みのがしはしない。
コーヒーをちょいといただいたあと、
画材屋さんに、絵の具を買いにいくことにしていたのに、
そんなことをしている場合ではない。
あのテーブルの話がどういう展開になるのかとおもうと、
画材屋さんは、どうでもよくなった。

あのテーブルの若いおねえさんの声が高くなるたびに、
カフェのウエイトレスのおねえさんが
コーヒーもうすこしいかがですかと、
注意をそらすように、やってくる。
コーヒーなんていらないから、
こないでよ、いまいいとこなんだからーと
いいたくなるけど、
変に上品ぶって、そうですね。
じゃーいただくわなってことをいいつつも、
目は向こうのテーブルにいってしまう。
彼氏の母親らしき人は、
演歌歌手も顔負けの、くるんくるんヘアで、
美容室にいってきましたといわんばかり。
息子の別れ話についていく前に、
美容室に行く母。
もうどうでも言いやン、別れることにしたんでしょ?
帰りましょうの空気をバンバン流す、演歌歌手マザーは、
ずっと、つまらなさそうな顔でテーブルの端をみている。
記念写真でもとれそうに、
整った髪の割には、顔が暗い。

友人がここで、帰ってきたので、
すべてを報告していたところ、
もうひとつのテーブルで、
また、別れ話。
女性が、
お勘定がはさまれた分厚いノートみたいなもんをテーブルにたたきつけ、
わめきちらしている。
なんだなんだこのカフェは、
別れ話専用カフェか。
いきり立っている女性の腕をつかみ
男性が、マーまー落ち着いてとかいって、
まるでドラマのワンシーンみたいになっている。


還暦近いわたしたちは、すごいね、すごいね、
若い人は、エネルギーあまってるねーと
すっかり、傍観を楽しんでしまった。

女がドラマクイーンなるとき。
それは、聴衆がいるとき。
女は、聴衆の数で燃えるのだ。

ところで、みんなのまえで、
死ぬまで、酒はのみませんからと
誓った彼の行く末を知りたい。












100cm x150cm canvas. I started last night.




The base was done last night.From now I have to paint on.
I hope I can finish successfully. 8 days to go until the deadline.
The canvas was expensive, so I should get a great result.




To Marietta, 
I sent these today.:)




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