Saturday, April 28, 2018

Still life





今日は、インチキして、昔の絵。

この町に住んでいる日本人は、仲がいい。
月に1度ほど、
集まって、お茶をしながら、
情報交換。
主婦があつまると、
子供の話から、
学校のはなし、 
夫婦の話から、投資の話までいろいろと、
盛りだくさん。
わたしが、物を持たない生活にあこがれる話をしていると、
一人のひとが、
終活ですか?
というので
そういうことね、
と返した。
いやー、子どもがいなくなると、
こんなになにもかもいらないくなるものかと
驚くわーなんてことを言っていた。

その夜、終活ですかといったひとから、謝罪のメッセージがはいる。
終活なんて失礼なことをいって、申し訳ないという。
わたしは、なにも失礼なことはないわ、なんでそうおもうの?と
逆にきいた。
人は、死について語りたがらない。
これは、どうしてだろうといつも不思議におもう。
遅かれ、早かれ、最期のときがくる。
もっと、語るべきなのではないだろうかと思う。
誕生日をあれほど祝ったのだから、
最期の日だけを、まるで、存在しないかのようにするのはおかしい。
避けては、通れないのだから、それにむけて、準備をすることは当たり前のことなのだが、なかなかそうはならない。マー私も、この年になったから、こんなことがいえるのだろう。



倉庫の整理で、
小さな絵がたくさんでてくる。
そのまま処分ももったいないので、
こんな感じで、絵手紙をつくる。
大きな絵も、絵手紙になりそうなところを切り取って、
絵手紙をつくる。
母が楽しみにしているのか、してないのかはさだかではないけれど。
ちょっと、恩着せがましいかなとも思う。

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