最近、倉庫から引っ張り出した絵があまりにも、平凡なので、
何か、その絵に面白いことしたいなーとおもいはじめている。
これは、何年か前に描いたものだけど、
Facebook にのせたとき、1本の足どうしたの?
と、コメントをもらって、痛く傷ついたもの。
足が、あがっているように見えないということは、
問題ありと、なんとかしないとおもったまま、
お蔵入り。
よーし、どうせなら、コーヒーをバシャバシャとばして、
もう、なにかなんだか、わからないものにして、
タイトルは、”Growing" とかにしてやろう,
とおもっていたが、鳥の顔をみていると、
なんだか、やめてそんなのみたいな表情にみえてきて、
結局、ちょいと、
コーヒーを、羽にのせて、
おわってしまった。
よーし、明日こそ、ががーーんと、おもしろいものを!!!
The day I swapped my dad for two goldfish. Neil Gaiman
友達の金魚がほしいばかりに
新聞ばかり読んでつまらない
自分の父親と交換してしまう話。
母親におこられて、
父親を取り返しにいくも、
ウサギと再交換されてしまっていたあたりが、
物語のピーク。
最終的には、友達の友達の家のウサギ小屋にいた父親を連れて帰るのだが、
子供の本とはいえ、
社会を反映していそうで、
怖い話。
ストーリーのなかで、
おとうさんと、
何かを交換するなんて2度としてはいけませんよ、
と母親は息子に説教をする。
この本のあとがきに書いてあるのだけれど、
この作家の息子がある日そういうことを言ったらしい。
早く寝なさいという父親に、父親が金魚になったらいいのにという、
彼の息子の言葉がそのまま本になってしまった形。
笑って読めない子どもの本を、1冊選べといわれると、
多分これかもしれない。
母親は、2度とおとうさんと、金魚を交換するようなことをしてはいけませんと、
説教するが、理由はいわない。
あれは、妻としての美学のなのだろう。
では、また。
よい1日を。
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