Wednesday, January 10, 2018

東京03






Youtube で、偶然に”東京03”というのを見つけてしまった。
すっかり、はまってしまって、
なにもできない。
ベッドにはいっても、見てしまう。
歯を磨いているときも、
アイロンをかけていても、
食器を洗っているときも、
とにかく、
面白すぎて見てしまう。

うちはテレビはみない。
テレビはあるけど、ただの箱。
接続されていないので、使えない。
ここUAE にきたころは、
NHK がうつっていたけれど、
今は、見れなくなった。
ということで、
Youtubeで、日本の動画をみる。


いつも思うのだが、人を笑わせて、
稼いでいるひとってほんとに、
心底尊敬してしまう。

人を泣かせるより、
笑わせるほうが
100倍むずかしいときいたことがある。

彼らの、人間観察は素晴らしい。
誰もが、経験したことがあるような題材がおおいので、そうそう、こういうことあったーと、だれもが自分の過去と重なるところが、人気の秘密なのではと思う。
Youtubeで見る限りだけれど、彼らのいいところは、メンバーの3人以外のひとを、見下したような言い方をしないこと。

残念ながら、メンバーのなかの2人がアルファルファというなまえで
コントをやっているのを見て、結構おどろいた。
その中の一つに、’’チェンジ”というのがある。
デリヘルの人が彼らの家を訪ねる。
顔をみただけで、チェンジというと、
そのお姉さんは、逃げ出すようにかえっていくのを、
男二人が大笑いするというコントで、すっかりひいてしまった。
どこが面白いのかわからない。

しばらくして、違うお姉さんが、デリヘルとして、やってくる。
彼らがドアをあける。
顔を見て、また、チェンジというと、
おねえさんは、かえっていく。
男側は、それをみて、笑い転げる。
それを何度もくりかえす。

あれは、外国だったら、たぶん、
大きな人権問題になると思う。
あれは、明らかに、男性側からだけ見た世界が演じられている。
ああいうことは、ジョークにはならない。
LGBTがこれだけ、世界的に取り上げられるようになり、
人種差別に対するデリケートな問題も毎日目にし、
男女の差別も声高に言われているこの頃に、
あのビデオの存在がよくわからない。






”職業に貴賤はない”。
それを大人が教えなければならないのに、
その真逆のことを、公衆にさらしても、だれもなにもいわないどころか、
賞賛するひとさえいる。
私には、不思議な世界にしかみえないのだが。


東京03になってからの作品はすばらしい。いつか生のステージを見てみたい。


今日は、アルアインは、14度。
ちょっと、温度低め。

よい1日になりますように。







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