Thursday, April 20, 2017

3 primary colour study


3原色で描く。




人を批評していると、人を愛する時間がなくなってしまいます。
という、マザーテレサの言葉が、大好きだ。

憎悪からは、憎悪しか生まれない。



娘が一番の友人のところへ、お泊りしたときの話。

なんと、そのお母さんは、1日中、とにかく、1日中自分の娘に対して怒っていたらし

い。

私は、あなたを愛しているからこそ、言っているのよと

言いながら、とにかく、1日中、娘の言動のはしばしをとりあげては怒鳴りまくっていた

と。あれは、愛ではないと、うちの娘はいう。

どんなことがあっても、親だけは、こどものことを信頼しているという姿勢を見せるべき

だという。どなりまくる姿の中に、信頼は存在しないという。17歳でそういうことが

言えるというのは、すばらしいと思う。

娘は、私たち親に感謝しているという。

まさかそんな言葉がでてくるとはおもいもしなかった。

おとうさんも、おかあさんも、わたしのことを信頼しているでしょう?

だから、ぜんぜん,がみがみいわないじゃない?という。

がみがみいえばいうほど、こどもはどこかで、うそをつく.

がみがみいわれるのがいやだから、何事もなかったかのように、

子供は、うそをつく。

そういう関係だけは、つくりたくないとおもっていた。


よく、公共のトイレとかにいくと、

汚さないように使いましょうと書いてあるより、

きれいに使ってくれてありがとう

書いてあるほうが、効果があるそうで、

どうも、子育てはそれに似ていると思う。( トイレの張り紙が、たとえというのは、わたし

らしい)



親がこどもに、あれをするな、これをするなと言っても、効果はない。

私が、自分の子供のときのことを思い出すとそうだったから。







17歳を娘をひとりで、イギリスへやることがどれほどの勇気がいったのかは、

言葉ではいいあらわせない。

休みでここに帰ってくるたびに、ひとつだけ繰り返し言うことがある。


どんなことがあっても、妊娠だけはしないように。(ここで、前は、笑っていたけど、

最近は、笑わなくなった)



好きなひとの体温を確かめたいと思うのは、普通のことだから、

そういう気持ちを、持つなと言ってはいない。

好きなひとを抱きしめたいとおもうだろうし、

抱きしめられたいとおもうでしょう?

といったら、娘は、うなづいていた。

そうして、人間も動物も、命をつないできたのだから。

好きなひとがいて、その人が自分の生き方やら、

思想を好きだといってくれることほど、かけがえのないものはない。

しかし、残念なことに女性はいつも、不利な立場にたたされる。

本能のままで生きた時の、代償は大きい。



17才の娘はこれを言うたびに、わたしはそれほど、ばかじゃないという。

おとうさんと、おかあさんが、わたしを信頼している以上、

それを裏切るようなことはないという。

へー、私、あなたのことを信頼しているのね、

と、おどけて見せるが、

かなり、複雑な心境だ。

子供を操ることはできない。

ひとりの人間として、

外へ送り出した以上、

人並みの常識を持って生きていってほしいと願うだけだ。





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