Saturday, July 22, 2017

Waiting for the sun






アルアインという町の名前をいっても、
だれもわかってくれないので、
ドバイに住んでいると、
娘は、
イギリスの友達にはいっているらしい。

これがこまったもので
ドバイといえば、
大金持ちが
ワンサカ住んでいるとおもわれがち。

娘がいうには、わたしたちは、
広大な庭に、
ベンツが5台くらいならんでいて
使用人が最低3人はいるような
生活をしている
とおもわれているという。

15歳の中古の、ミニパジェロにのっているなんて
ことをいっても、
そう、へりくだることはないとおもわれているらしい。


きのう、
そのボロボロパジェロで、町にいっているときに、
見事な赤のベンツ、
赤のポルセ、
白のベンツ、
そして、ランドクルーザーが
信号待ちでいっしょになった。
もう、ため息もの。

おかあさん、
もしさー、
腐るほどお金があるとするじゃない?
どんな車がいい?
と、娘がたずねた。






そうねー、まず、手始めはこれかな?
とかは、いいにくかった。

後は、ミニのブルドーザーとか。

おにいさんや、おじさんたちがのっているものが
ムショウにかっこいい。

女で、ブルドーザーの運転手をというのを
生まれてこの方みたことがない。

私の、体のどこかが、おじさんなのかもしれないとおもうときがある。

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