Sunday, July 9, 2017

From A l Ain







早朝のスケッチから。






あなたの2017年の夏 というのは、一生に1度なんよ。

2度と、2017年の夏は、死ぬまでやってこないやん。

いつかは、結婚して、子どもができるかもしれん。

そのときに、2017年の夏、毎日描いた日記の1ページずつあけていく時の

感動を想像してみて!!

感動するために、自慢するためにしようとしているのではないんよ。実は。

何かを続けることによってね、

あなたのなかで、わたしにできた、これができたら、

ほかのことなんて、

大して大変なことではないと思えてくる。

それが、成長というものなんやとおもうよ。

去年、2016年の夏、なにをしたか、おぼえてる?

覚えてないよね。

何でだとおもう?

鉛筆をもったり、筆をもったりして、毎日、感じたなにかを、

目に見えるものとして残さなかった。

人間の記憶っていうのは、はかないものなのよ。

あなたの学校は、9月の頭に始まるのよね。

それまで、2ヶ月あるわ。

毎日なにかを、このスケッチブックにのこすんよ。

1本の線だけでもいいやん。

次の日は、2本の線だけでもいい。

3日目は、3本の線に、小さな木が1本でもいい。

とにかく、書く。

とにかく、描く。

とにかく、続ける。

1行の文を必ずくっつける。




といって、昨日は、もーざちゃんにこんなことをいいながら、いっしょに

馬の絵を描いた。

それが、これから続くであろう、

2ヶ月ノンストップ日記のはじまりとなった。



これが、8歳に、どれだけわかるかな?
この人、頭おかしんちゃう?
って思われたとおもう。
それでもいい。
なにかを毎日するなんてことは、8歳には、拷問みたいなもんだろう。
しかし、だれかがいわなければ、
もーざチャンの夏は、だらんとおわってしまうのがみえていた。

最近、いろいろなガゼットのおかげで、
手で、何かを描く、書くということが極端に減った。
わたしは、それをなんとか、
したいとおもっている。
もし、モーザちゃんが、2ヶ月の夏毎日欠かさず、
日記をつけることができたら、
それは、私の成長でもある。

みんな、途中でいろんなことをほうりだす。
わたしもそうだった。
絵日記なんて大嫌いで、
夏休みの最後に、まとめてかいた。
あのころ、絵日記を書くことが大切なことではなくて、
毎日なにかをすることによって、
なにかを自分のなかに
見つけることができるということの、助走のようなもんなんだということを
私は、知るべきだったとおもった。




それを、もーざちゃんにも、
あじわってほしいとおもっている。
毎日、何かを描くこと、そして、書くことが、8歳にできるかどうかためすことにした。
モデルになった、もーざちゃんとしては、
いい迷惑かもしれないが。

毎回りっぱな絵を大きな紙に、
指導者の下に、描いて、あー、成功だわともーざちゃんが感じることが
すべてではなくて、しょうもない線1本でも、
自分で、考えて、なにかを紙に記したときに、
それは、彼女のかがやかしい独創的な歴史になるということを
感じてほしいと思う。




ここで、雨が降ると、子供たちは、家からでてきて、
雨とたわむれる。
それほど、雨は少ない。
日本では、かなりの被害がでているというのに、
こんなところでは、
大喜びだ。



今日も、朝5時から、30度を超えています。

よい1日を。

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