タンゴの先生を描く。 |
子供のレッスン。アクリル。
私の友人のひとりが、
アルゼンチンで、タンゴのレッスンをしたときのその先生の誕生日だといって、
プレゼントに彼の肖像画を描きたいという。
何時間もかけた。
なにか、
プレゼントを買って
送るのではなく、
自分で描いた肖像画を送るなんて、
素敵だなとおもった。
似ているとか似ていないとは、
大切なことではない。(ということはないかな?)
時間をかけて、
大切な時間をさいて
魂を
こめたところに
価値がある。(ちょっといいわけがましい )
そして、なにより、
レッスンで、
言葉にはできないほどの、
感動と思い出をつくってくれた
タンゴの先生への尊敬の念がこめられている。
描く間中、
彼女がほんとに、心のなかから、
楽しんでいるのがわかる。
彼女が幸せを感じることに、
すこしでも、
自分が
役だっていることがわかった今夜、幸せだなと思った。
最近、常に考えている。
いったい、人々は、
いつ、しあわせだなーと感じているのだろうと。
ある友人は、
幸せは、瞬間的なもの。
朝から、晩まで幸せは感じない。
写真で切り取ったように、
毎日、
数回の
幸せの瞬間がある。
その瞬間の積み重ねで生きていくことができると。
いまから、
アラビア語の先生がきます。2回目です。
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